賃貸保証会社の審査に落ちた!
賃貸保証会社の審査基準は何を調べる?
これらを徹底解説いたします!
賃貸保証会社へ審査申し込みする入居者様にとって、保証会社の審査基準はなかなかわかりにくいですし、誰も教えてくれません。
しかし、賃貸保証会社の審査基準を把握しておくは、審査をスムーズに通す上で非常に重要なポイントです。是非、賃貸物件探しを成功させるためのヒントを手に入れてみましょう。
今回は賃貸保証会社の『審査基準』を中の人だからわかるポイントにて徹底解説していきます!
Contents
賃貸保証会社の審査基準って?何を調べる?
賃貸保証会社が審査時に申込者を調べる審査基準ポイントは以下になります。
特に『過去や現在で家賃滞納していたらアウト!』で審査には通りません。(どこかの賃貸保証会社に加入できる方法*詳しくはコチラはあります。)
収入
賃貸保証会社の審査基準で申込者の「収入」はかなり重要です。なぜなら『家賃を支払っていけるか?どうか?』の判断に欠かせない為です。
通常は家賃の3倍〜4倍の毎月収入がなければ審査に通るのが難しくなります。(6万円の家賃なら毎月の収入が最低で18万円必要)
賃貸保証会社の審査では、借り手の収入の安定性が非常に重要です。毎月、定期的な収入を得ており、家賃を支払う能力がきちんとあるかどうかがチェックされます。
勤務先
やはり会社員が1番にして賃貸保証会社の審査には通りやすいでしょう。
しかし、現在はアルバイト、パートの方でも比較的に審査は通りやすくなっています。又、夜のお仕事や水商売の方も以前に比べれば審査に通りやすいでしょう。
しかし、賃貸保証会社の中には審査時に勤務先へ在籍確認してくるケースもあるので注意してください。
勤務先の安定性、将来の見通しを示す情報が審査基準の一つにもなります。
家賃滞納していないか?
賃貸保証会社の審査を受けた時点で、過去や現在で家賃滞納経験(遅れも同様)があると、保証会社の審査には通りません。
賃貸保証会社のデーターベースで調べられます。この場合の対処方法は別記事である賃貸保証会社の審査で家賃滞納してしまった方が審査を通す方法!にて詳しく解説しています。
家賃滞納経験がある方が、どうしても賃貸保証会社へ加入しないといけない場合は是非、ご参照ください。
又、信販系と言われる保証会社についてはクレジットスコアや過去の支払い履歴も審査基準の一部です。信用情報に問題があると、審査が難しくなることも。滞納や遅延の履歴が少ないほど、審査通過の確率は高まります。
転居理由
意外にも保証会社から調べられてしまう「転居」理由。ほとんどの方が生活の変化によるライフスタイルによるものが多くあるでしょう。
しかし、実例として職場が大阪なのに住まいを東京で探されている方が審査に落ちたケースがあります。いわゆる「怪しい?」が先行した保証会社の審査の例です。
転居理由は保証会社から何か言われた際にはスムーズに答えられるようにしておきましょう。又、嘘の転居理由を伝えてしまうと保証会社からマークされてしまうのでご注意ください。
同居人
彼氏、彼女、又は結婚を機に、2人一緒に住めるお部屋探しをされる方も多いと思います。ここで、同居人もいれば通常は申込書へ記載する事になります。又、ここも賃貸保証会社はしっかりと審査時に調べています。
ここも詳しくは賃貸保証会社の審査で実は同居人は非常に重要!業界プロが解説!!にて解説していますので是非、参考にしてみてください。
賃貸保証会社の審査基準に落ちる確率
今ある賃貸保証会社の中で申し上げると、各保証会社の審査承認率は95%〜99%ほどになります。10人に一人は審査に落ちるか?どうか?のレベルです。
場合によりますが、私自身もほとんどの方は審査に通ると思っています。
賃貸保証会社も審査に通さなければ儲からない
賃貸保証会社もリスクばかり考えて審査に通さないと利益がでません。
当然、入居者が負担させられる保証料が純粋な保証会社の売上になりますので。
基本的には審査に通すスタンスはどの保証会社も持っていると個人的にも思慮しています。
賃貸保証会社の審査に落ちる理由1番は家賃滞納
先にも述べましたが、保証会社が審査を落とす最大的な理由は「家賃滞納」です。
家賃滞納する人間を保証しても、「すぐに又、家賃滞納されてしまう!」の考えからきています。
しかし、家賃滞納していても審査に通す方法はいくらでもあるので大丈夫です!
該当されている方は下記の記事を参照してみてくださいね。
家賃滞納していても審査に通る
賃貸保証会社の審査を受けるにあたり、家賃滞納をしていても審査に通るケースがあります。
理由としては、保証会社側が家賃滞納事実をわからない場合です。
意外にこのようなケースは多くあるのが実情です。
賃貸保証会社で審査が甘い審査基準は存在する!
数多くある賃貸保証会社の中でも、審査が厳しい・甘いは存在しています。
特に大手保証会社ではない中堅クラスの保証会社であれば、ほぼ審査に通るくらい甘いです。
なかなか保証会社の審査に通らないようであれば、審査が甘い保証会社利用で、すんなり審査が通った!はよくあります。
賃貸保証会社のデーターベース化にも注意
賃貸保証会社同士で繋がる、データーベース『licc/全国賃貸保証業協会』と言うのがあります。
これは、保証会社同士で『誰が?いつに?家賃滞納しているか?していたか?』を保証会社同士が情報共有している機関です。
この『licc』に加盟している賃貸保証会社は以下の通りです。
一般社団法人全国賃貸保証業協会
保証会社名 | 本社所在地 |
---|---|
アーク株式会社 | 岩手県 |
株式会社アルファー | 鹿児島県 |
エルズサポート株式会社 | 東京都 |
株式会社ギャランティー・アンド・ファクタリング | 熊本県 |
株式会社近畿保証サービス | 兵庫県 |
興和アシスト株式会社 | 大阪府 |
ジェイリース株式会社 | 東京都 |
全保連株式会社 | 沖縄県 |
賃住保証サービス株式会社 | 千葉県 |
ニッポンインシュア株式会社 | 福岡県 |
ホームネット株式会社 | 東京都 |
〒105-0004
東京都港区新橋1-7-10汐留スペリアビル4F
TEL:03-3573-3700 / FAX:03-3573-3707
加盟社同士で家賃滞納情報をたらい回し
あくまでもこのliccに加盟している保証会社のみの情報共有に過ぎませんが、今後は加盟保証会社も増えるかもしれません。
家賃滞納者を排除しようとする、かなりの包囲網が賃貸の業界にて着々とできている事は否めません。
そして、ある一社の保証会社審査が落ちて、次なる保証会社の審査を受けようとも審査に通らない、、、。家賃滞納者はそんな、負のループにハマってしまう可能性も高くなっています。
今後も、賃貸物件へ住む方での家賃滞納には気をつけた方が良さそうです。
生活保護受給の方・高齢者の方の審査基準
これも、賃貸保証会社によって大きく変わる審査基準の一つです。
中々、『保証会社も家賃滞納を恐れて審査を通さない!』なんて言う賃貸保証会社が多いのも実情です。
しかし、全ての保証会社が弱気になっているわけでもありません。
以下に、生活保護受給者の方や高齢者の方でも比較的審査をスムーズに通してくれる賃貸保証会社をまとめます!
- JID
- エルズサポート
- 日本セーフティー
- フォーシーズ
- 新日本信用保証
*緊急連絡先は必ず必要なのでご注意を!中には緊急連絡先でさえ、身内の方でなければNGって言う保証会社もあります。
審査時に保証会社から求められる書類
賃貸保証会社が求める本人確認書類としては
- 免許証
- 保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
いづれか1点の提出が基本です。
恐らく、本人確認書類の提出で困る方は少ないと思いますが、この本人確認書類が提出されない限り、保証会社の審査は進みませんし、提出しなければ審査に通る事はありません。
保証会社不要の賃貸物件
そもそも賃貸保証会社を不要にしたい方であれば、「ビレッジハウス」の賃貸物件がオススメです。
勿論、賃貸保証会社による面倒な入居審査がありませんので、是非チェックしてみてくださいね!
まとめ
それでは賃貸保証会社についての審査基準についてまとめます!
まとめ
- 家賃滞納していると審査に通らない
- 審査が甘い保証会社もあり!
- どの保証会社も審査承認率は95%〜99%あり!
賃貸保証会社の審査になかなか通らない方も、そこまで気負うことなく、次の審査にチャレンジしてみてください!私がハッキリ言いますが、どんな方でも『どこかの保証会社には必ず審査に通る』と言う事を覚えておいてください。