各賃貸保証会社の審査基準は年々変化していきます。何故?このような現象に陥るのでしょうか?
それは、保証会社が家賃を立替た後の回収率悪化によって審査基準を変えているから!こうなると内容の良い人だけを審査に通していきたい考えが強くなり、審査が厳しくなる傾向があります。
賃貸保証会社もあくまでも家賃を立替ただけではあるので、その後は家賃滞納者に対して物件オーナーや管理会社に立替た分の家賃督促請求をします。
でも?
全てが家賃滞納者よりスムーズに家賃滞納分を回収出来れば問題ないのですが、実際には無理な話しです。
いくら賃貸保証会社と言えども、お金がない方から家賃を回収するなんて無理な話しです。
こうなると各賃貸保証会社はどうでしょう?
『家賃をどんどん立替てお金が出ていくけど家賃が回収できないから、、、。』
当然、段々と会社そのものが疲弊します。下手すると倒産です。だから賃貸保証会社も入り口部分の審査基準を見直します。
このような背景から、
『数ヶ月前まで誰でも審査に通してくれたのに!最近はバンバン審査に落ちる!』
なんて事は当たり前のようになってきました。
そして、今回のアパートやマンションなどを借りる方が『無職』で賃貸保証会社の審査に受けるにあたってはどうでしょう?
そこには問題が出てきます。
当然、無職ですから毎月の収入はありません!
『収入ない中で、どうやって毎月の家賃を支払っていくの?』が、どうしても賃貸保証会社の審査では先行してしまいます。
でも?
状況によっては、無職の場合でもアパートなどのお部屋を借りないといけない事情だってあるかも?ですよね。
そしてさらにはアパートを借りるにあたって、賃貸保証会社の審査を受けなければならない、、、。
今回は、無職の方がアパートなどを借りなければならない場合の賃貸保証会社の審査を通す方法を紐解いていきます!
Contents
無職の方が賃貸保証会社の審査に通すには?
アパート、マンション、貸家など賃貸物件であると賃貸保証会社への保証加入はこのご時世避けられないでしょう!
そして、無職の状態で賃貸保証会社の審査を受ける方は厳しい審査になるのは否めません。
しかし!
審査にまったく通らないのか?と、聞かれれば実はそんな事は決してありません!
但し、単純に賃貸保証会社の審査を受ける為の申込書へ『無職』と記載してしまっては審査NGになってしまいます。
正しい申込方法がありますので、順に説明していきます。
預金通帳を提出して審査を通す!
無職の方が賃貸保証会社の審査を通す!
この場合、賃貸保証会社からしてみれば『どうやって家賃を払いますか?』を危惧します。
ここで、『自身の預金通帳』の提出を視野に入れておきましょう!無職なんですから毎月の収入は途絶えています、、、。
そこで
預金通帳を提出して、毎月の収入は無いが預金があるので当面の家賃は払っていけるアピールを賃貸保証会社へしていきます。
そこで一体、どれだけの預金額があれば良いのか?との疑問も出ると思いますが、ここは各賃貸保証会社の審査基準によって異なります。
預貯金審査の目安
中々、自分の預金通帳を提出するのは抵抗感が否めないですが、アパートなどのお部屋を借りる為です。
是非、無職の方で賃貸保証会社の審査を受ける方は事前準備しといても良いと思いますよ!!
失業保険証明書を提出して審査に通す!
賃貸保証会社も審査の段階で
無職の方が『如何にしても家賃を払っていく考えがあるのか?』を重要視していきます。
失業保険をもらって当面の家賃支払いは大丈夫!ってなれば審査を通す賃貸保証会社も多いでしょう。
ここで重要なのが、初めにこの内容を知らずに審査だけ受けても、ただただ審査が遅くなるだけです。
どのみち、『失業保険証明書があれば再検討しますよ!』と保証会社から言われてお終いです。
無職で賃貸保証会社の審査を受ける方は、初めから用意出来る書類は初めから用意して望みましょう!
連帯保証人を付けて賃貸保証会社の審査を通す!
そもそも無職の方は収入がないので、信用面ではかなり低いです。
しかも、毎月家賃が発生するアパートなどの賃貸物件を借りる訳ですから尚更です。
お部屋を貸す側である物件オーナーや大家さんも警戒はしちゃいますよね。
賃貸保証会社だって同じです。
但し、このような状況ですから初めから
『連帯保証人を付ける』
と、なれば勝手が違ってきます。
申込者である本人が無職でも、毎月収入がある連帯保証人が付いていれば審査に通ります!
この場合
賃貸保証会社は無職である申込者本人の審査と言うよりは連帯保証人の審査重視で審査の可否を出します。
ですから勿論!
申込者本人が『無職』連帯保証人も『無職』では審査に通らないのでご注意を!
連帯保証人の内容はこの場合は大変重要になりますからね!
無職の方は審査が甘い賃貸保証会社を利用!
現在、全国に150社以上あると言われている賃貸保証会社。
当然、それぞれが審査のやり方・方法も違えば審査基準も違います。
もっと言ってしまうと、審査が甘い賃貸保証会社もあれば逆に審査が厳しい賃貸保証会社だってあります。
『無職』の方が賃貸保証会社の審査に通すにあたっては、審査が甘い賃貸保証会社の審査を受けた方が断然に通過率が違います。
ですから、単純に審査が甘い賃貸保証会社を利用!で終わってしまう話しなんですが、、、。
実は、賃貸保証会社の利用にあたっては入居者自らが選ぶ事ができません。
賃貸物件を借りるにあたっての条件で賃貸保証会社への保証加入を求められますが、保証加入しないといけない賃貸保証会社は物件オーナーや管理会社、不動産会社から指定されてしまいます。
入居者は指定された賃貸保証会社で審査やその後の保証締結をしないといけないので中々難しい問題がここでは発生してしまいます。
ですが、安心してください!
今では賃貸保証会社の利用も一般化されており、エンドユーザーである入居者さんもその存在を知っている状況です。
そこは不動産会社も然り!で、賃貸保証会社を利用する側も
『どこの賃貸保証会社の審査が厳しくて、どこの保証会社の審査が甘い!』
なんて知識がしっかりと身に付いている不動産会社が多くなりました。
こうなると、必然的に『無職』の方を賃貸保証会社の審査に通すには?を考えてくれますので、黙っていても手はずしてくれると思います。
経験値から来るものもありますからね!
セーフティネット住宅を利用する!
『セーフティーネット住宅』なんて?なんだか聞いた事がない名前だと思います。
でも?これ!
我が国が今、国をあげて促進している制度なんです
簡単に言うと、無職の方もさる事ながら
低額所得者(概の毎月収入が158,000円以下)、被災者、高齢者、障害者、子育て世帯、生活困窮者などの方達って賃貸のお部屋を借りる際に少なからず難儀します。
いわゆる、上記のような属性の住宅確保要配慮者の方にスムーズにお部屋を借りてもらう制度です。
住宅確保要配慮者の方の入居を拒まない住宅として数多くの賃貸物件も同サイトにて掲載(登録)されています。
全国でこのような取り組みがなされていますので、日本にお住まいの方であれば十分に気にいるお部屋探しができそうです。
そして、さらに『居住支援法人』と言うものも存在しています。
これは
要配慮者(低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を養育する者、その他住宅の確保に特に配慮を要する者)の民間賃貸住宅への円滑な入居の促進を図るため、住宅確保要配慮者に対し家賃債務保証の提供、賃貸住宅への入居に係る住宅情報の提供・相談、見守りなどの生活支援等を実施する法人として都道府県が指定するものです。
下記サイトにて全国の『居住支援法人』として登録されている企業が確認できます。
◎居住支援法人一覧(令和元年5月6日時点)
直接、お問い合わせをしても良いですし、各都道府県の市役所窓口からも紹介してもらえます。
是非!有効活用されてみてはどうでしょうか?
まとめ
無職の方でも預貯金審査でほとんどの賃貸保証会社の審査には通ります。
でも?すべての保証会社でうまくいくとはいいがたい現状もあります。
正しい審査の受け方で是非!スムーズな審査通過を実現させましょう!!
又、無職で預貯金もまったくない!なんて方は国の制度である『セーフティーネット住宅』の有効活用もおすすめです!
〉〉お部屋を借りられない背景!と住宅セーフティーネット住宅の有効活用方法!
同サイトに掲載されている賃貸物件は、無職であっても入居を拒むことがない
物件多数あります。
どうせなら、最初からスムーズに入居できるお部屋を探してみるのも一つの手です!!