今回は「全保連 やばい」を検索している方に向けて、業歴15年の私が徹底解説していきます。
恐らく、何かしらの理由で上記キーワードでの検索をされているかと思います。どなたにでも参考になっていただける記事になっていたら嬉しいです!
まず、先に結論をお伝えしておくと全保連はやばくないと私は思慮しています。
Contents
全保連株式会社の概要
全保連は本社を沖縄と東京に持ち、主要都市には支社が多々設けられている大手保証会社になります。又、2023年に上場も果たしており、業界の中でも保証契約件数はトップに位置付けられています。
全保連の特徴を3つ挙げるとすれば
- 全保連と代理店契約している不動産会社は多い
- 審査が少し厳しめ(上場後はさらに)
- 社員数
全保連と代理店契約している不動産会社は多い
下記の図を見ていただくとわかる通り、全保連を利用する協定会社(主に不動産会社)は順調に増えています。
又、上場した事もあり、保証会社としての信用度もUPしていますので、さらに増加する見込みもあります。
又、個人的には協定会社である取引先へのフォローがうまいと思っており、そんな所も選ばれる理由の一つになっているかと思います。
審査が少し厳しめ(上場後はさらに)
全保連は昔からどちらかと言うと、審査は厳しいイメージの保証会社になります。具体的にどう言ったところが厳しいかと言うと、例えば「審査時に電話連絡を入れてくる」「そもそも審査基準ポイントが高い」などがあげられます。
さらに最近では個人信用情報(カード事故、消費者金融借り入れ、自己破産etc)も審査に取り入れており、まさに審判系のような審査もしているようです。
結局のところ、導入はしたけど履歴を見て審査に通す・通さないは改めて考えますのスタンスになると思うので初めからNGにはなりませんし、万が一懸念される方でも諦める必要性もまったくありません。
全保連がやばくない理由
私個人的には全保連はやばくないと思っておりますが、ここは賛否両論の意見がある事を理解していただけると幸いです。
私がやばくないと思っている理由は下記になります。
- 上場しているから
- 全国賃貸保証協会に加盟しているから
- 保証業界の中でNO.1の売り上げを誇るから
順に解説していきます。
上場しているから
全保連は2023年10月に上場を果たしています。これで大手保証会社の中でも、ジェイリース、casaに次いで独立系保証会社の中では三番目に成し遂げています。
上場会社になりますので、これまでのやり方、考え方は通用せず、株主の目を気にして経営をしていかなければなりません。
従って例えば「家賃督促」一つをとっても契約者からクレームが来るような自体は避けたいと考えているでしょう。
全保連の家賃督促に関する口コミでたびたび「厳しい」「恐い」なんて声もあがっていますが、はっきり言えるのは上場会社らしく、強引な家賃督促はしないと思っています。
但し、強引な家賃督促をしない分、全保連は滞納が続けばすぐに法的手段に移行するので注意!これは接触のやり取りが長くなるとクレームに繋がりやすいと言う考え。だから機械的にタンタンと勧めてしまうと意味になります。
全国賃貸保証協会に加盟しているから
以前は保証業界も社会的イメージがすこぶる悪かった時期があります。(人によっては今も!って方もいるかと思いますが、、、。)
イメージを悪くしていたのは家賃督促方法。具体的には
- 恫喝、威圧的
- ドアに張り紙
- ドアに鍵ロック
こう言った悪意ある行為をなくす為、全国賃貸保証協会が設立されクリーンなイメージに向かっています。
保証業界の中でNO.1の売り上げを誇るから
全保連は年に200億以上の売り上げがあります。このことから全保連を利用している不動産会社や大家さんが多くいらっしゃるのがわかるかと思います。
今では保証会社の行為一つが利用している先にも飛び火をしてしまう世の中ですから、全保連も慎重に行動することが多くなっています。
全保連に家賃を支払ったのに請求が来た!なぜ?
まずは、全保連がどのように家賃を立て替えているかをおさらいしていきます。
立替の種類は2つあります。
- 入居者が家賃を振り込んでいる場合
- 入居者が口座振替(家賃の引き落とし)を利用している場合
上記を参考にご自身がどのパターンか?把握してみてください。
入居者が家賃を振り込んでいる場合
家賃滞納発生
大家さんもしくは管理会社が全保連へ立替請求
立替請求(代位弁済)を受けた全保連が営業日3日以内に指定口座へ振込
完了
入居者が口座振替(家賃の引き落とし)を利用している場合
家賃引き落とし日に残高不足などで引き落としNGになると即家賃立替になります。家賃の引き落としを利用されている方は気をつけてください。
![家賃保証コンサルタント](https://tainoukaisyou.com/wp-content/uploads/2021/03/smile.png)
だいたい家賃の引き落としは27日が多いと思います。中には25日だったり2.3の引き落とし候補日から選べるケースもあります。(保証会社によって異なる。)
家賃を支払っているのに全保連から請求が来た場合の対処方法
![悩んでいる人](https://tainoukaisyou.com/wp-content/uploads/2020/11/51ef73ca4ecabeb28ea97eeba390a605.png)
この場合はこのようなケースを理由に全保連から請求が来ます。
家賃支払いが遅れており、全保連から請求が来ているが一旦無視。全保連からの請求がうっとおしく、遅れながらも毎月の指定口座へ家賃を振り込み
このようなケースです。ここで注意しないといけないのが、全保連から請求が来ると言う事は既に家賃を立替られています。ですので、この場合はあくまでも全保連へ家賃を支払わないといけません。
この辺をご勘違いされて引き続き請求をされるケースは多々拝見されますのでご注意を!
重要なポイントなので再度、申し上げでおきますが、全保連から家賃の支払い請求がきた場合はあくまでも全保連が指定する口座へ支払いましょう。
まとめ
全保連からの請求に直面した際は、慌てず冷静に対処しましょう。請求書の詳細を確認し、支払い記録を整理してください。
万が一、誤請求と言う事であれば、その証拠を持って全保連に連絡を取り、問題を解決しましょう!
又、経済的な困難がある場合は、支援制度の利用を検討し、必要であれば専門家の助けを求めましょう。正しい情報と適切な手続きにより、不安を解消し、安心した生活を送ることができます。最後に、「全保連のやばい」については、適切な対応をすれば、必ず解決へと導くことができると思いますよ!