「家賃滞納はないが過去にクレジットカードで滞納してしまい賃貸保証会社の審査に通らない…」
「賃貸保証会社の審査に既に2回落ちているが、もう審査には通らないのか!」
これらを解決します。
日々、保証会社の審査に関する質問が私自身にも多く寄せられます。さらに、保証会社を利用している不動産会社の方々でも、その領域は未知の部分となっています。
この記事を読み進めることで、クレジットカードの滞納歴がある方や、何度か審査に落ちた経験がある方でも、保証会社の審査に通る方法を理解していただけます。
記事を読み終えた後、自信を持って賃貸保証会社の審査に臨んでいただけるでしょう。
Contents
賃貸保証会社の審査に通す方法(クレジットカード編)
しかし、1つ注意すべき点があります。
信販系の保証会社では、100%の審査合格率を保証することはできないのです。
信販系では審査に通らない理由
その理由は、信販系の保証会社が個人の信用情報をCICなどで確認し、審査の可否を判断するからです。
審査基準は厳格であり、必ずしも全ての申請者が審査に合格するわけではないのです。
参考
CIC(クレジットインフォメーションセンター)とは、簡単に言えば、車のローンなどを組む際に始まる個人の信用情報の集約機関です。
CICでは、個人の信用履歴が蓄積され、その情報が信用情報として扱われます。
このように、CICは特定の信用情報機関として、個人の信用評価が形成されていくプロセスに関与しています。
もちろん、ローンの返済が滞ると、事故扱いとなり、信用情報に登録され、信用度が低下してしまいます。
信販系の保証会社は、審査時にこのような情報を閲覧し、クレジットカードの滞納や車のローンの滞納などがある場合、審査に通すことはありません。
独立系なら問題なし!
ただし、独立系の賃貸保証会社では、CICの個人信用情報を審査時には使用していないため、クレジットカードの滞納歴がある方でも審査に通ることが可能です。
独立系の賃貸保証会社は、自社のデータベースと独自の審査基準に基づいて審査を行っています。そのため、クレジットカードの滞納歴があっても、独立系の賃貸保証会社への加入が必須条件となっている物件を探せば、審査上の問題はありません。
入居者の皆様は、クレジットカードの滞納などの過去の問題によって他の保証会社の審査で困っている場合、独立系の賃貸保証会社を選ぶことで審査のハードルを下げることができます。
ただし、保証会社ごとに異なる審査基準や提供するサービス内容を確認し、自身の状況に合った適切な選択をすることが重要です。
賃貸保証会社の審査は誰でも通る!
まず、賃貸保証会社の審査動向について明言します。
『無職の方でも、母子家庭の方でも、外国籍の方や自己破産経験のある方、過去に家賃滞納の経験のある方でも、賃貸保証会社の審査に通ることがあります。』
しかしながら、このような状況でも賃貸保証会社の審査に落ちるケースが存在してしまうのでしょうか。
保証会社は加入する入居者が選ぶことができない
これは、『保証加入する賃貸保証会社は入居者では選べない!』ことが一番の理由です。
賃貸物件を借りようとして、賃貸保証会社への保証加入を求められるとき・・・。
入居者は物件オーナーや管理会社に指定された賃貸保証会社に保証加入しないといけません。冒頭でお話ししたように、賃貸保証会社の審査は誰でも通す事は可能です。
しかし、どの賃貸保証会社でも審査が通ると言う訳にはいきません。賃貸保証会社の各社も審査が『甘い、厳しい』は存在しています。
審査が厳しい保証会社で審査が通らない
こうなると、審査が厳しい賃貸保証会社に申し込んでしまうと『審査落ち』や『審査が通らない』という結果になることもあります。
逆に、審査が甘いとされる賃貸保証会社に申し込んだとしても、過去にその保証会社で保証加入し家賃滞納してしまった場合、その保証会社は二度と保証を受けられなくなり、当然、審査にも通してもらえなくなります。
こうなると、状況は厳しく思えるかもしれませんが、実際には打つ手があります。
会社勤めで正社員の方であればほとんどの賃貸保証会社の審査に通ります!
どれだけ厳しい審査をしてくる賃貸保証会社でも、会社勤めで雇用形態が正社員であれば審査に通ります。
もっと具体例をだすと
- 会社勤めが1年以上
- 年収380万円以上
この2点に当てはまればほとんどの賃貸保証会社審査に通ります。
家賃の4倍にあたる毎月収入がベスト!
例えば、上記2点の内容で『毎月10万円の家賃に住みます!』では、話しになりませんよね。
ここにも賃貸保証会社なりの審査基準はもうけられており
『家賃の4倍の収入はあるべし!!』となってます。
参考 ですから、年収が380万円の方であれば 月に直して 【380万円÷12ヶ月=約31万円】の月収がある計算になるので、 7万円〜8万円までの家賃であるお部屋であれば、簡単に賃貸保証会社の審査は通るでしょう!
ちなみに、公務員の方は属性面からの審査がスムーズに進み、年収などの要素よりも先に審査が通りやすくなります。
まとめると、特に何か特別な手続きをする必要もなく、上記の条件に該当する方は通常通り審査を受け、通過することができるということです。
特別な裏技や小細工は必要ありません。
賃貸保証会社の審査に通すには過去の保証加入で家賃滞納はアウト!
賃貸物件を移り住んでいる方はわかると思いますが、引っ越しをするたびに今では賃貸保証会社への保証加入は強要されます。
住みたいお部屋を借りる為に『入居条件であるならば』と泣く泣く保証加入している方もいらっしゃるでしょう。
このような現状のなか
たまたま、もしくは何らかの理由で家賃が払えず家賃滞納をしてしまった場合は、その後の賃貸保証会社で受ける審査にかなり影響してしまうので気をつけましょう!
保証会社に家賃を立替られると事故歴残る
どういう事かと言うと?
賃貸保証会社へ保証加入している契約者(入居者)が家賃滞納してしまうと、賃貸保証会社が家賃滞納分を物件オーナーへ立替ます。
こうなると、賃貸保証会社は自社データーへ家賃滞納した内容を履歴で残します。
想像してください!
一度でも家賃滞納をした方はもう二度と保証したくはないですよね。やはりそこには信用はありません。
同じ保証会社では審査NG
このような背景から
以前、賃貸保証会社A社で保証加入していた方が家賃滞納してしまい、引っ越しを機に又、同じくA社の保証に加入しないといけなくなった場合は、そのお部屋を諦めましょう。
そもそも、審査を通すのは難しい状況がそこにはあります。
賃貸保証会社同士のデーターベース化が加速している!
現在、賃貸保証会社の動きとして『家賃滞納した人を情報共有していきましょう!』と言う動きがあります。
具体的には
賃貸保証会社A社で家賃滞納するとB社、C社、はたまたD社でも家賃滞納してしまった事が情報共有されてしまうと言うことです。
賃貸保証会社には現在では2つの協会団体が存在しています。
虚偽の内容を申込書に記入した上で審査を受けた場合!
賃貸保証会社の審査について嘘をついてしまうと、審査に通りません。
賃貸保証会社の審査は、審査を実際に受けられる方と面と向かって審査しているわけではありません。
賃貸保証会社が審査をする上では、基本的には審査をする際に必要な申込者みずからが記入する申込書だけが頼りです。
申込書に記載する内容
申込者が申込書面に記入が必要な項目として
- 名前
- 住所(現住所)
- 電話番号年収
- 勤め先
- 勤め先の電話番号
ぐらいです。
保証会社の嘘の見分け方公開!
賃貸保証会社の立場からしたら、たったこれだけの情報で『審査に通すか?否か?』を、判断しないといけません。
その中で、年収や勤め先情報に嘘の情報を記入して賃貸保証会社の審査を受けてしまうと審査NGになります。
電話連絡による本人確認
これは、ほとんどの賃貸保証会社は審査時に申込者へ架電連絡!いわゆる電話連絡を入れます。
賃貸保証会社から申込者へ電話連絡をして申込書に記入された内容に相違がないか?を確認するんですね。
ここで、申込者が賃貸保証会社に提出している申込書内容とまったくの見当違いな回答をしてしまうと即座に審査を落とされます。
賃貸保証会社からしてみれば
『この人、信用ならない!!』
ってなってしまいます。
『嘘はダメって事ですね。』
賃貸保証会社の審査をスムーズに通そう!
ここからは、賃貸保証会社の審査が中々通らない方向けに具体的対策と裏技をご紹介していきます!
まずは、賃貸保証会社を駆使して審査を通していく方法です。先に述べたように賃貸保証会社によって審査基準は様々です。
『審査が甘い!審査が厳しい!』は、確実にあります。
そして、賃貸保証会社の審査基準は結構な頻度で変わってしまいます。
これは、賃貸保証会社も家賃滞納があれば物件オーナーの代わりに家賃自体を立替て家賃滞納者へ督促請求をかけていきます。
しかし、家賃立替が増加して立替分を中々回収できなければ?
一番手っ取り早いのが入り口の審査を締め付ける事って訳です。
このような状況化の中、最新版での審査がゆるい、甘い賃貸保証会社は?
3位 casa
賃貸物件に住む上で保証加入を求められやすい大手保証会社で絞ってみました。
賃貸保証会社を利用する中で大手保証会社であるので、多くの物件オーナーや不動産会社が利用しています。
参考にしてください!
保証会社を利用するのはあくまでも不動産会社
そして、なかなか保証会社の審査に通らない方にとってTOP3の賃貸保証会社であれば何なく審査に通るかもしれません。
このTOP3の賃貸保証会社を利用するには不動産会社がいずれかの保証会社と保証業務協定を締結していなければなりません。
これは、賃貸保証会社も自社の保証を利用してもらうが為に日々不動産会社へ営業をかけている背景があるからです。
お部屋探しの前に、、、。
事前に提携があるか?ないか?を確認してみても良いかもですね。
賃貸保証会社から来る審査の電話は慎重に対応しよう!
賃貸保証会社の審査の中で『架電審査』というものがあります。
これは、賃貸保証会社が申込者に対して審査時に電話連絡を入れて
♦保証加入への意思確認
♦電話連絡がしっかり取れるか?開通確認
♦申込内容に虚偽や変更がないか?の確認
を主な目的にしています。
人間性も保証会社から見られている!
しかし、もう一つ大事な事が!『それは、人間性を見られる』です。
どういう事かと言うと例えば、賃貸保証会社からの審査電話に出るのは問題ないにしても、その電話口で
»横暴な態度にでる
»暴言を吐く
»挙動不審な口調で対応する
»見当違いな回答をする
全てアウト!です。
このような行為には気をつけて対応しましょう。
どんなに各賃貸保証会社の審査基準をクリアしようとも、この電話連絡での対応如何で審査が落ちます!
まとめ
どんなに気に入ったお部屋を決めようとも、賃貸保証会社の審査の壁は必ずでてくるでしょう!
審査、審査と言っていますが、大半は何なく通るので特に心配はないかと、、、。
しかし、
『これぐらいなら大丈夫だろう?』
『別に問題ないだろう?』
『バレないだろう?』
こんな軽はずみの認識で望んでしまうと場合によっては痛い目にあいます。
知識を入れておく事に損はないと思います。
是非、気に入ったお部屋にスムーズに住めるよう賃貸ライフを楽しみましょう!!