実は賃貸保証会社の審査について
- 審査内容
- 審査基準
- 審査方法
上記3つは年々変化したりする事があります。つまりは『昨年の内容がすっかり変わってしまった!』なんて事は良くある事です。
この事から常に最新の情報をつかんでおかないと賃貸保証会社の審査で痛い目に合う事がありますので注意が必要です。
今回は最新版として相応しい内容にて皆様にスムーズな審査を実現していただけるよう、情報発信していきます!
Contents
賃貸保証会社の審査期間
まず、賃貸保証会社の審査期間について言及していきたいと思います。私の経験から見ても、基本的にはどの賃貸保証会社も申込をされたその日中に審査結果が出ます。
年々、審査スピードは『早く』を求められているので、どの保証会社も最短で審査結果を出そうと躍起になっている面も否めません。
この理由は賃貸保証会社を利用する側である『不動産賃貸会社』さんが審査をスピーディーに行う保証会社を選定する傾向が強いからになります。
入居審査で連絡は早いが落ちた!
入居審査で『審査結果がめちゃくちゃ早いが落ちた!』って方がいらっしゃいます。
これは、書類審査で申込を保証会社に見られて即否決なんてケースが該当するかと思います。『なぜ?すぐに審査に落とされるのか?』と言いますと
- 過去や現在で家賃滞納履歴がある
- 申込内容を見られて虚偽を疑われている
- 収入に見合った家賃である賃貸物件ではない
上記の何らかに該当されているのが予想されます。賃貸保証会社の各社は今までの個人情報をデータ化して持ち合わせているので、申込書の内容などで該当箇所があれば即否決も当然にしてあり得るでしょう。
賃貸保証会社は土日も審査をするか?
お部屋探しは週末のお休みである土日に集中して探される方が多々いらっしゃいます。加えて契約までを土日の週末で行う方も多いです。
こうなりますと賃貸保証会社の審査についても土日でスムーズに通して契約をしたい方もいらっしゃるかと思います。
たまに小さい賃貸保証会社さんが『土日は審査も休み!』なんて所もなくはないですが、このような賃貸保証会社さんはそもそも代理店になってくれる不動産賃貸会社さんに利用されないので、加入を勧められる事じたい少ないでしょう。
賃貸保証会社の審査で連絡がこない?
賃貸保証会社の中には審査時に『申込者へ電話連絡をする!』があります。
この目的は申込者さんへ
- 保証加入する意思確認
- 本人の連絡先への開通確認
このような理由からになります。
今ではどの賃貸保証会社も『書類審査』いわゆる電話をかけないでスピーディーに審査結果を出す傾向が強くあります。
賃貸保証会社から電話連絡がこない場合は、そもそも書類審査だけで審査が進んでいる場合が予想されますので、気になる方はお部屋探しを依頼している不動産会社さんへ問い合わせさしてみましょう。
賃貸保証会社の審査で調べられる項目をチェック!
賃貸保証会社の審査にて『調べるられる』項目はほぼ決まっています。代表的な所でいきますと
- 家賃滞納が過去・現在であるか?ないか?
- 過去に家賃の支払い遅れはないか?
- 嘘はついてないか?
- 名前・住所・勤務先・電話番号はしっかり記載があるか?
- 申込者の収入は家賃とのバランスを見て葛藤か?
細かい部分は他にもありますが、基本的に上記項目が代表的な所になります。
家賃滞納が過去・現在であるか?ないか?
家賃滞納履歴があると賃貸保証会社の審査には通りません。
しかしながら『通せる方法があるのも事実』
別の賃貸保証会社で審査を通すとスムーズに通る場合があります。詳しくは別記事で詳細を解説していますのでご参照ください。
過去に家賃の支払い遅れはないか?
過去の家賃滞納履歴は賃貸保証会社のデータに残されます。又、基本的にこれは消えません。
しかし、別の賃貸保証会社でこの家賃滞納履歴が同じく見られるか?と言うとそうではありません。
複雑な話しになりますが、こちらも別記事で詳細を解説していきます。
嘘はついてないか?
賃貸保証会社の審査を受けるに当たって『嘘』は見破られる危険性大です。これは、前述したデータもしかりですが、様々な経験をしている賃貸保証会社は申込者の嘘を見破る力は大きくあると思慮します。
嘘をついた時点でアウト!ですが、私のこれまでの経験上での申込者の嘘を羅列しますと
- 働いていないのに働いたているように見せた
- 同居人がブラックだから敢えて違う名義でお部屋を借りようとした
- 転居理由がちぐはぐ
こんなところでしょうか。
名前・住所・勤務先・電話番号はしっかり記載があるか?
賃貸保証会社の申込書は基本的に手書きで記入する事が多くあります。
たまにですが、自分の連絡先番号を間違えて記入した!や、一桁見えない!なんて理由で審査が遅れるケースもあります。
特に急いで記入するとこのような間違いが発生しやすいので、確認する余裕も欲しい所ですね。
申込者の収入は家賃とのバランスを見て葛藤か?
賃貸保証会社の審査全般で指標にしていただきたいのが『家賃の3倍〜4倍の毎月収入は欲しい!』です。
これは例えば
6万円の家賃✖️3倍=18万円の毎月収入があなたにはあるか?
ここをしっかりと意識して賃貸保証会社の審査を受けましょう。
無職でも賃貸保証会社の審査通過は可能!
無職の方が賃貸保証会社の審査を受ける際に、多少たりともご不安があるかと思います。しかし、ご安心ください。
一昔前は無職の方ですと、そもそも審査は厳しく、さらに連帯保証人が付かないと審査に通らない事がほとんどでした。
しかし、現在は業界全体の無職の方に対する審査は大分緩和されています。しかし、条件が一つだけありまして『毎月の家賃を支払っていける根拠』は、保証会社へ提示しなければなりません。
『預金通帳残高』や手当などの収入が根拠になる
例えば、高齢者の方や障害があって働きたくても働けない無職の方などは年金や手当などをもらっているかと思います。
これは、しっかりとした『収入』とみなされますので、書類等を審査時に保証会社へ提出すればOK!
又、単純に預金があって当面は預金を崩しながら生活ができる!って方は『預金通帳』を審査時に提出すれば通る可能性があります。
賃貸保証会社の審査が甘い所は存在する!
賃貸保証会社それぞれで『審査基準』は異なります。これは、簡潔に言えば審査に通りやすい所、通りにくい所があると言う事です。
勿論、審査が甘い所で審査を受ければ、別の保証会社では審査に通らない方が通る!と言う現象が発生します。
特に大手の賃貸保証会社より中堅もしくは小規模な保証会社は審査が甘い傾向が強くあります。審査の承認率の高さで利用してもらう考えなのですが、これが弱い会社の戦い方なのでしょう。
賃貸保証会社の審査が厳しいランキング
審査が甘い賃貸保証会社がある中で、一方で審査が厳しい賃貸保証会社もあります。
基本的に賃貸保証会社は申込者で選ぶ事はできません。最悪はお部屋じたいを変えないといけない場合もあるでしょう。
慎重なお部屋選びを求められるケースもある事を認識しておいてください。
賃貸保証会社の審査基準をしっかり把握しておこう!
賃貸保証会社それぞれで審査基準が異なるのは前述した通りです。その為、『どの賃貸保証会社がどんな?審査基準なのか?』を理解しておく事もスムーズな審査を実現する為に必要です。
大手の保証会社よりは中堅・小規模な保証会社が審査が甘くなる傾向が強いでしょう。
賃貸保証会社の審査に落ちた理由
賃貸保証会社の審査に落ちる理由としては
- 家賃滞納している
- 収入が見合ってない
- 申込内容に虚偽がある
このような理由から審査落ちをしてしまいますが、とにかく審査に落ちたら『別の賃貸保証会社で審査を受けてみる!』のが大事です。
これは、まだまだ多くある事で、『A社で審査に落ちたけど、B社で審査に通る!』は良くある事だからです。
賃貸保証会社の審査をブラックリストでも通す方法!
ブラックリストでも賃貸保証会社の審査には実は通ります。該当される方はそこまで悲観する事はありません。
理由としては、そもそも『申込者がブラックリストなのか?どうか?なんてらわからない。』と言う事です。
しかし、これはあくまでも『独立系』と言われいる賃貸保証会社に限ります。『信販系』の保証会社では審査に通らないのでご注意ください。
賃貸保証会社の信用情報について業歴15年が解説!
賃貸保証会社の信用情報について、簡潔に申し上げると『保証会社へ加入しており、家賃滞納したら自分の信用情報に傷が付く』と言うのがあります。
信用情報に傷が付くと改めて審査を受けると当然ながら審査に落ちます。
信販系保証会社の一覧
賃貸保証会社の信用情報について、特に『信販系』と言われる保証会社の存在にも気をつけないといけません。
なぜなら、信販系の保証会社へ加入しており、自身の信用情報に傷が付くと家賃だけではない所へ波及してしまうからです。
具体的には
- 住宅ローンが組めなくなる
- 銀行からの借り入れができなくなる
- クレジットカードが作れなくなる
上記のような状況に陥る可能性があります。
【信販系保証会社一覧】
株式会社ジャックス(JACCS) |
株式会社オリエントコーポレーション(オリコ) |
株式会社アプラス |
株式会社セディナ |
株式会社エポスカード |
株式会社セゾン |
まとめ
今回は目まぐるしく変化する賃貸保証会社の審査について最新情報をお届けしました。
事前に情報を収集しておき、スムーズに通すのが一番ベストと考えます。
入居日や新生活のスタートにて失敗しない為にも皆様にとって有益なご情報になっていれば幸いです。