
申込書にある【年収欄】はどこまで正確に記入したら良いのかな?
このような疑問を解決します。
本記事内容
・賃貸保証会社が見る収入バランスの基準
・申込書への【年収】記入はざっくりで大丈夫
・他の収入もガッチャンコしちゃうのが吉
本記事信憑性

賃貸保証会社への申込書で、記入する際に意外にも迷ってしまう【年収欄】ですが、そこまで気負いする必要はありません。
実は、保証会社は申込者の年収に対するエビデンス(証拠書類)を一切、見ることはないからです。
勿論!提出も求めておりません。
ですので、【年収欄】へ虚偽の数字を記入しても基本的には審査に通ってしまいます。(笑
しかし、デメリットもありますので、その辺も詳しく解説していきます。それではいってみましょう♪
Contents
賃貸保証会社が審査で重要視?収入バランスは大事!
賃貸保証会社が審査を通すか?通さないか?の判断に1番重要視しているのが収入バランスです。
メモ
極論を言うと、月の収入が12万円の方が6万円の家賃に住むとなると賃貸保証会社の審査には通りません!
上記の場合、月の収入である半分を家賃に持っていかれてしまうと、生活費が厳しくなり家賃滞納の可能性が高くなると考えられる為です。
判断基準は家賃の3倍〜4倍の毎月収入が欲しい!
家賃6万円のお部屋へ住みたい方は、月の収入が3倍〜4倍である18万円〜24万円は欲しいところです。
メモ
僕の肌感覚になりますが、どの保証会社も最近では家賃の3倍程度の毎月収入があれば審査に通っている印象です。
ここは賃貸保証会社も重要視していますので、保証会社へ審査申込する際には気をつけておきたいポイントです。
計算方法は至ってシンプルなので、審査申込する前に一度収入バランスをご自身でみてみるのもアリですね。
年収記入はざっくり記入しても大丈夫!
毎月の給料がもろもろ引かれて283,623円!
こんなに細かく記入した方がいいのかな?
さらには、『総収入の金額?手取りの金額?どちらを記入すればいいんだろう…。』
なんて、迷われる方も中にはいらっしゃるでしょうが、基本的に記入方法はざっくりで大丈夫です。
ましてや、金額の見栄えがいい総収入の金額を記入しても問題ありません。
メモ
例えば、月の収入が30万8千円で年収にすると3,696,000円の場合、【年収欄】には370万円とざっくり記入で大丈夫です。
賃貸保証会社も審査上で申込者の年収を追求することはない!
賃貸保証会社も家賃との収入バランスを審査上で厳しくみる面があるものの、実際には『本当に収入があるか?』を追求しないと言う何とも言えない審査方法をしています。
申込書への【年収欄】記入はあくまでも申込者本人の記入でしかないので、本当にそれだけの収入があるのか?どうか?は、保証会社が確認する書類まで求めない分、正直わかりません。
メモ
本当は年収が400万しかないのに、500万円の記入をして審査を受けた方が審査に通ることも十分にあります。
なんだか審査を確実に通す為に記入したもん勝ちのような気がしますよね(笑
年収欄への虚偽記入した場合のリスク3選!
とは、言うものの…。
あまり、虚偽をしてまで審査に通すようなことはおすすめはしません。
その理由を詳しく解説していきます。
①虚偽が判明!途中解約されるリスク
賃貸保証会社と申込者が締結する保証委託契約書の中には、虚偽が判明した場合は保証を途中解約する条文が必ず記載されています。
こうなると、万が一虚偽の申込をしていたと保証会社がわかれば途中での保証解約になるでしょう。
保証解約だけならまだしも、お部屋を貸している大家さんや管理会社も保証が外れたとなれば、お部屋の退去を求めることもあります。
メモ
今では賃貸保証会社への加入は入居条件になっていますので、【保証が外れる=入居できない】につながります。
後々に虚偽がバレてしまった場合のリスクは少なからずあるので注意が必要です。
②家賃滞納すれば元も子もなし!
少し背伸びして自分の収入に見合わない家賃でのお部屋を借りても、家賃滞納のリスクが増大します。
賃貸保証会社が審査上で毎月家賃の3倍〜4倍の収入があるか?ないか?を見ていることを解説しましたが、これは保証会社だけに限らず、世間一般的に言われている計算方法になっています。
この金額を維持していかないと、『生活費を圧迫してしまう恐れがある!』と言われているからです。
メモ
すべての方に当てはまるものでは決してないのですが、家賃を抑えることは非常に重要です。
③賃貸保証会社に家賃を立替られると余計な出費につながる!
②の続きになりますが、万が一家賃を滞納してしまい賃貸保証会社に家賃を立替られると家賃とは別に手数料を保証会社へ支払わないといけません。
この手数料は一回の家賃立替(代位弁済とも言われる)につき、800円〜3,000円の手数料を家賃とは別に保証会社へ支払わないといけません。
メモ
手数料の金額は各保証会社で異なります。以前は督促訪問一回につき1万円の請求をしていた保証会社もあったりで社会問題にもなりました。
いづれにしても、年収をごまかす行為についてはほどほどにしておいた方が良いでしょう。
年収を記入する際に是非知っておいてほしいポイント!
賃貸保証会社の申込書へ記載する年収欄への知っておいてほしいポイントを業歴10年の私がまとめました!
是非、有効活用してみてください。
- 副業での収入も合算
- 母子手当や養育費も合算
- その他、毎月なんらかで入ってくる収入を合算
いわゆる、『収入は収入なのですべてを合算計上して問題ない!』と言うことです。
本業以外であっても、あるものはご自身の立派な収入として計上し、保証会社の審査に生かしましょう。
保証会社への年収アピールで審査をスムーズに通しましょう!
今回は、これから保証会社の審査を受ける方向けに年収欄への書き方を紹介しました。
いざ保証会社の審査を受けるときに困らないように、年収記載方法の全体像と役割をおさらいしておきましょう。
まとめ
- 賃貸保証会社も年収に関するエビデンスは求めない
- キリが良い数字で記入する分にはまったく問題ない
- 本業以外の収入があればプラスONして記入
審査と聞くと誰しもが身構えてしまいがちですが、賃貸保証会社の審査も意外に細かくないのがご理解いただけたのはないでしょうか?
ちょっとした疑問になるかとは思いますが、知っている、知ってないとでは地味に差が出てきます。
当記事が、少しでもお役に立てたら幸いです。