このような悩みを解決します。
本人記事内容
- 賃貸保証会社が審査で最初に見るポイントは「あなたは家賃滞納してる?してない?」
- 収入バランス(家賃とあなたの収入)
- 申込者の人間性も見る
本記事信憑性
賃貸保証会社が審査時に何を調べるか?のポイントはいくつかありますが、代表的なものは必然的に決まっています。
保証会社も申込者と対面で審査をするわけではないので基本的には
- 保証会社に蓄積されているデーター
- 申込書に記載されている内容すべて
これらの情報で保証会社も審査に通すか?通さないか?を判断しています。
今回は、あなたが仮に保証会社へ審査の申込書をした際に、保証会社が何を調べているか?のポイントを詳しく解説していきます!
ちなみに、今回は独立系の保証会社に特化した解説になっていますので、信販系の保証会社では審査時の調べるポイントがそもそも異なりますのでご了承ください。
Contents
賃貸保証会社の審査に落ちた!
賃貸保証会社の審査を受けてみたら残念ながら審査に落ちる方がいらっしゃるのも事実です。
この場合、保証会社は「何をみて、何を調べて審査を落としているのか?」を把握しておくことは非常に重要なポイントになります!
審査に落ちると言うことは、100%何らかの理由がそこには隠れているからです。順番にしっかりと解説していきます!
審査に落ちた理由を把握する
審査に落ちた理由を把握することが重要です。審査基準は保証会社によって異なるため、具体的な要因を知ることで次のステップを考える手助けになります。
収入不足や信用情報の影響など、具体的な要因を自分自身で確認しましょう。
計画的な行動を取る
審査に落ちたからといって諦めることはありません。むしろ、現状を客観的に分析し、改善策を立てて前に進む姿勢が重要です。
最後に、専門家の助言を受けることも検討してみてください。日頃から保証会社を利用している不動産の専門家などが適切なアドバイスを提供してくれると思います。
ステップ①:あなたは家賃滞納していないか?しているか?
賃貸保証会社が手元に届いた申込書をみてすぐに調べる作業は、自社のデーター照合です。
例えば
ポイント
- 申込者が過去や現在で家賃滞納していないか?
- 申込者が以前に何らかの理由で審査に落ちていないか?
- 申込者が何らかの犯罪歴に引っかかってないか?
- 申込者が暴力団関係ではないか?
主に以上4点を照合していきます。
上記いづれかに該当、引っかかれば、賃貸保証会社の審査は一発アウト!になりますのでご注意ください。
賃貸保証会社も審査はスピード重視!
各賃貸保証会社も審査についてはかなりスピーディーに処理をすることに力を入れています。
これは日々、数多い申込書を裁かないといけないのは勿論のこと、賃貸保証会社を利用する不動産会社も審査スピードは利用するにあたっての優先順位が高いことも影響しています。
審査が遅い保証会社はそもそもあまり不動産会社さんに利用されない!ってことですね。
確認ポイントのいづれかに該当すれば審査終了
上記で挙げた保証会社の何を調べるか?のポイントに該当すれば、審査は先に進むことなく終了です。
おそらく早い段階で保証ができない回答が賃貸保証会社よりされることでしょう。ちなみに審査回答はすべて各保証会社の代理店へ連絡されます。
申込者へ保証会社からダイレクトに連絡される訳ではないので認識しておきましょう。
ステップ②:家賃と収入のバランスは大丈夫?
さらに賃貸保証会社は申込者が借りようとしている家賃価格と、それに対する申込者の毎月収入をチェックします。
わかりやすく言うと、家賃20万円で毎月の収入が20万円しかないなら賃貸保証会社も審査を通せないと言うこと!
たまに見栄?なのか少し背伸びされる方がいらっしゃいますが、指標は以下になります。
家賃の3倍〜4倍の毎月収入が必要
この指標だけは忘れずにお部屋探しをされた方がスムーズに賃貸保証会社の審査を通せるでしょう!
多少の誤差は大丈夫!
「家賃の4倍の毎月収入が欲しい!」とは言いましたが、多少の差異であれば審査に通ります。
あくまでも指標になりますので、「後2万〜3万円足りない!」って方はこれくらいの範囲なら審査に望みましょう。この辺はざっくりで問題なし!
ステップ③:勤務先とその連絡先
家賃を支払っていくには何らかの収入がないと払っていけません。
そこで、「申込者がどこに勤めているか?」は重要項目になります。
勤務先の存在が確認できないと審査が通らない!
保証会社も申込者の勤務先は、何かあった際の生命線です。
仮に勤務先の存在が確認できないと保証会社は審査に落とす傾向が強いので注意してください。
特に、個人事業主の方に雇われて働く!なんて場合は会社ではないので保証会社も存在を確認できずに審査を落とすことがあります。
又、夜のご商売やそこに勤めていらっしゃる方も審査は厳しくなります。この場合はあえて審査が甘い保証会社を利用するのも一つの手です。
アリバイ会社の利用で審査に落ちる!
私の経験上でも、たまに『アリバイ会社』を利用して勤務先を誤魔化そうとする方が幾分が審査に落ちていました。
参照:アリバイ.com
アリバイ会社は意外に賃貸保証会社の方でもチェックしているので気をつけましょう。
賃貸保証会社の審査が甘い保証会社を利用しよう!
- ちょっと保証会社の審査に自信がない…。
- 勤め先に自信がない…。
このような場合は、結論を言うと「審査が甘い賃貸保証会社を利用する!」です。
保証業界では各保証会社で審査基準が異なります。審査が甘い保証会社も存在していますので、不安な方は不動産会社さんに相談してみましょう。
ステップ④:緊急連絡先の内容も注視!
賃貸保証会社の審査には必ず緊急連絡先を1名以上つける必要があります。
あくまでも身内を求められたり、知人・友人可としていたりと保証会社によって条件は様々です。
その中で、緊急連絡先になっている方も保証会社はしっかりチェックしていますのでご注意を!
緊急連絡先が家賃滞納していても審査NG
保証会社は「誰が申込者の緊急連絡先なのか?」を見るわけですが、万が一に緊急連絡先の方が保証会社のデーターで引っかかると審査NGになります。
主に家賃滞納歴をみていくわけですが、緊急連絡先が家賃滞納していた経歴があると、申込者との関係性を疑われて残念ながら審査に通りません。
ステップ⑤:架電審査をしてくる保証会社には要注意!
賃貸保証会社の審査のやり方は保証会社によって異なります。代表的なのが、「架電審査をするか?しないか?」です。
これは、審査時に申込者に対し電話連絡をしてくるか?どうか?と言うこと!
特に、独立系の保証会社で架電審査をしてくるのが、
あたりは審査時に申込者に対し電話連絡が入る可能性大です。
メモ
断言しないのは電話連絡が入らないケースもあるから!審査を通す上で、内容的に微妙な方に対し電話連絡を入れているイメージ!
態度悪く接すれば審査に落ちる
賃貸保証会社が架電審査時に申込者を調べるポイントとして人間性を見られます。具体的に言うと態度悪く又は非協力に審査を受けた場合は保証会社も審査に通しません。
「そもそも、家賃保証に加入する気がないならお断り!」って所でしょうか。
中には「面倒くさい!早く終わってくれ!」って事で態度に出てしまう方もいらっしゃいますが、いづれにしても得策ではないので控えましょう。
賃貸保証会社の審査に落ちた場合
「審査に万が一、落ちてしまったら!」その保証会社で何度、審査を受けようが審査に通ることはありません。勿論、何らかのしっかりした理由で落とされてます。
この場合は、「素直にあきらめて違う賃貸保証会社へ加入するようにしましょう!」と、言っても入居者側からスムーズに保証会社の変更ができるとは限りません。
お部屋探しを任せている不動産会社さんがあれば、相談してみるのをオススメします。不動産会社さんもお部屋の仲介ができなければ仲介手数料がもらえませんからね。きっと必死に考えてくれるでしょう。
賃貸保証会社の審査日数
賃貸保証会社の審査の中で気になる点として、「審査日数」もよく挙げられます。
できれば早く結果をもらって安心したいですよね。
基本的にはその日に審査結果は出ます。もっと言えば早いと10分とかでも審査結果が出たりします。
審査の結果は代理店である不動産会社へ
入居者側で賃貸保証会社の審査結果が遅いと感じる要因に、審査結果は代理店である不動産会社にしか通達されない点が挙げられます。
結果、入居者はあくまでも審査結果を不動産会社からもらうことになり、時には連携が遅くなっている場面は私自身も多く目にしてきました。
例えば、
- 不動産担当者が休み
- バタバタしていて連絡ができない
- 賃貸保証会社から来た回答書・承認書に気づかない(書面がFAXでくるため)
賃貸保証会社の審査でブラックリストは関係ない!
よく、賃貸保証会社の審査で「ブラックリストだと審査に落ちる」と認識されている方は多いです。
しかし結論、ブラックリストでも賃貸保証会社の審査には通ります。
理由は申込者が借金をしているか?どうか?は、そもそも審査基準にないから!
独立系の賃貸保証会社はOK!信販系はNG!
そうとは言え、注意点はあります。
ブラックリストでも審査に通るのは「独立系」の賃貸保証会社に限ります。
「信販系」はブラックリストだと審査に通らないのでご注意を!
賃貸保証会社の審査は特段難しいものではない!
今回は、賃貸保証会社の審査を受けるにあたって保証会社は「自分の何を調べる?」を解説させていただきました。
いざ保証会社の審査を受けると決まったときに困らないよう、全体像と役割をおさらいしておきましょう。
まとめ
- 保証会社が真っ先に見るのが家賃滞納履歴!
- 「緊急連絡先」選びも非常に重要!
- 保証会社からの電話対応は慎重に!
賃貸保証会社の審査に不安を感じている方でもテクニック次第で『自分でも何とかできるかも?』と、ご理解いただけたのはないでしょうか?
ちょっとしたテクニックになるかとは思いますが、知っている、知ってないとでは地味に差が出てきますよ。
当記事が、少しでもお役に立てたら幸いです。