- 『過去に自己破産をしている経験があるが、ブラックでも保証会社の審査に通るか?』
- 『自分は俗に言うブラックリストだか、保証会社の審査に通る方法が何とかないのか?』
このような悩みをもたれている方もいらっしゃるかと思います。今回はこれらを全て解決します。
この記事でわかること
- 賃貸保証会社のブラックリストの方に対する審査方法
- ブラックリストの方が保証会社の審査に通す方法
- ブラックリストの方が保証会社の審査を受ける際に気をつけるべきポイント
現在、賃貸物件を借りるにあたっては、大家さんの審査が云々と言うよりも、賃貸保証会社の審査に通らないとお部屋が借りれないほどです。
賃貸保証会社の審査と聞くと、ブラックリストの方は多少躊躇してしまうと思います。しかし実際に、ブラックリストの方でも賃貸保証会社の審査にはしっかりと通ります!
この記事を読み進めて頂くと、ブラックリストの方が賃貸保証会社の審査を受ける際に必要な「注意ポイント」と、「審査をどうやって通していくか!」を理解して頂けます。
Contents
賃貸保証会社のブラックリストとは?その仕組みと影響を知る
賃貸保証会社のブラックリストと聞いても、あまりピンとくる方は少ないかも知れません。なぜなら「何をもって賃貸保証会社のブラックリストになるのか?」の明確な理由を知る方は少ないからです。
しかしながら賃貸保証会社の中にブラックリストは確実に存在していますし、入居者の審査にも多分に影響があります。
仕組みの解説
まず、「賃貸保証会社のブラックリストとは?」ブラックリスト登録されている方の特徴として、家賃滞納履歴がある方を指しているケースが多くあります。例えば、賃貸保証会社へ加入していて家賃滞納をしてしまい保証会社へ家賃を立て替え(代位弁済)られたりしますと、これだけで「ブラックリスト入り」です。
これは一回でも家賃を立替されると保証会社のデータに残り記憶されます。又、これは基本的に情報が消えるまでの時効はありませんので永遠に残ります。
ブラックリストの影響範囲
保証会社へ加入しており、【家賃滞納→家賃立替】でブラックリストになりますが、その後の影響として大きくあるのが審査です。
例えば、同じく賃貸物件に引越しをなされる場合には、恐らく再度、賃貸保証会社への加入を求められます。この際に家賃滞納をした事によってブラックリストの扱いになると審査に通らなくなります。
下手をすると審査に通らず、その他の賃貸物件にも住めなくなる可能性があります。
ブラックリスト入りのリスク理解
現在、賃貸保証会社の利用率の勢いは凄まじく、世の中にある賃貸物件で9割は賃貸保証会社へ加入しなければならない状況です。
ブラックリスト入りしてしまった事で賃貸物件そのものに住めなくなるようであれば、かなりのリスクになる事がおわかりになるのではないでしょうか!
ブラックリストの方が賃貸保証会社の審査を通過させるポイント!
まずは、ブラックリストの方が賃貸保証会社の審査を受けるにあたっての重要ポイントです。
ここに注意
ここからのブラックリストは、クレカでの支払い滞納や遅れ、自己破産、任意整理などをされている方のブラックを指しています。
- 信販系と言われる保証会社の審査は避ける
- 審査時に自身がブラックリストである旨を言わない
- ブラックリストであると「部屋が借りれない」なんて言う概念は捨てる
上記3点を認識しておけば、ブラックリストでも賃貸保証会社のスムーズな審査を実現できますよ!
信販系と言われる保証会社の審査は避ける
ブラックリストの方が賃貸保証会社の審査を受ける場合は、「独立系」の保証会社を選べばブラックリストが原因で審査に落とされる事はありません。
【独立系の保証会社/主な大手保証会社】
- 日本セーフティ
- 全保連
- フォーシーズ
- Casa
- 日本賃貸保証会社(jid)
- ジェイリース
「信販系」と言われるクレジットカード系保証会社は避けるべきでしょう。
ブラックでは審査が難しい「信販系保証会社」一覧
- エポス
- オリコ
- ジャックス
- アプラス
- セディナ
- ライフ
ブラックリストの方が上記の「信販系保証会社」に加入を勧められているのであれば、残念ながら審査には通りません。
あきらめて「独立系」の保証会社が指定されている賃貸物件を選ぶのをおすすめします。
会社選びのためのガイド
ちなみにこのような方も信販系の保証会社での審査は難しいでしょう。
- 借金あり
- 自己破産している
- 任意整理している
- 消費者金融で多重債務者
- クレジットカードで事故している
- 携帯代未払い
ここに該当される方は「信販系」保証会社の審査はすべてNGです。
ブラックリストでも審査を通す成功事例から学ぶヒント
私が別サービスで展開しています「ココナラ」での個別相談の中での成功事例を一部抜粋をして共有させていただきます。
お恥ずかしながらクレジットカード等の問題があり昨年、任意整理を行いました。行った後は毎月決まった金額で返済を行っています。結婚をすることになり一緒に住む賃貸を借りることとなりました。その物件の保証会社が全保連になります。信販系でないので任意整理の事実がわからないと思うのですが審査が不安です。 今まで家賃の滞納等はありません。 連帯保証人を付けています。 年齢は29歳で年収420万の正社員となります。審査は厳しいでしょうか? 審査に落ちた場合はどうすれば良いでしょうか?
全保連の審査の特徴としては、申込者本人へ電話連絡を入れてきます。意図としては、『申込者の連絡先が間違っていないか?』の開通確認と『〇〇様の保証加入への意思確認』が主な目的です。 又、全保連から電話連絡時に聞かれる内容は〇〇様が申込書へ記入した内容に相違がないか?の質問程度になります。 全保連も審査時の質問で、『借金はありますか?』『自己破産されていますか?』『任意整理されていますか?』なんて質問は一切してきませんので、余計な事を自ら言わない事に注意しておきましょう!
現状がしっかりとした内容であれば、余計な事を審査の中で伝えなければ基本的に審査に通ります。
是非、参考にしてみてください。
ブラックリストの方で仮に連帯保証人がいなくても賃貸保証会社の審査には通る!
ブラックリストの方の中には「連帯保証人」を付けれないと『賃貸保証会社の審査にはなかなか通らないのではないか?』と考えがちです。
メモ
しかし、実はブラックリスト方でも連帯保証人なしの緊急連絡先だけで審査は十分に通ります。
信販系の家賃保証より独立系の保証会社を選ぶべし!
先に述べておきますが、ブラックリストと言ってもそもそもそんなリストは実際には存在していません。(この記事ではブラックリストの名称で一応すすみます。)
メモ
しかし、自己破産や任意整理、はたまたカードキャッシングでの不払い情報はCICと言う個人の信用情報機関で情報共有されています。
この情報共有は審査をする上で非常に有効活用されており
■銀行
■信販系カード会社(クレジット会社)
■消費者金融
などが加盟しており、このCIC情報を共有しています。
ですので、信販系(クレジットカード会社)の保証会社も当然にしてCICの情報を審査時に活用していますので、ここで言うブラックリスト(自己破産、任意整理、クレカ不払い)の方は審査に通りません。
審査基準が異なる賃貸保証会社の比較
ブラックリストの方が賃貸保証会社の審査を通すには信販系の保証会社ではなく独立系の保証会社で審査を通せば良いのです!
そうすれば審査に通ります。
審査基準の違い理解
これは何故かと言うと、独立系の賃貸保証会社各社は先程のCICの機関情報を審査時に利用していないからです。
ですからブラックリストだろうがなんだろうが現状の内容に問題がなく賃貸保証会社の審査基準をクリアしてしまえば審査に通ります。
ブラックリストの期間は何年?
ブラックリストの方で賃貸保証会社へ加入したい方は独立系の保証会社を利用しましょう!
ちなみに、CIC(信用情報)に残念ながらブラックリストとして登録されてしまった方でも、それが永久的に消えない!って訳ではありません。
自己破産、任意整理などをしてから約5年〜7年で事故歴は消えます。当然、消えれば信販系の審査にも通ります。
独立系の賃貸保証会社であれば審査内容次第の所はありますが、ブラックリストが原因で審査に落とされる事はないでしょう!
独立系の賃貸保証会社はそれぞれの会社で審査基準が異なる!
独立系と言われている賃貸保証会社と言えば
- 全保連
- 日本セーフティー
- CASA(カーサ)
- 日本賃貸保証(JID)
- ジェイリース
- 近畿保証サービス
- ナップ
- 新日本保証
- エルズサポート
- フォーシーズ
- エルズサポート
あたりが良く聞く名前です。
この名前に該当している保証会社の保証審査であればブラックリストの方でも大丈夫!しかし、それとは別に各賃貸保証会社独自の審査基準はあるのでご注意を!!
独立系の審査が緩い賃貸保証会社をランキングにした記事も是非、参考にしてみて下さい。
自分はブラックリストだからと言って、臆する事はありません!又、何故?独立系の賃貸保証会社であれば審査がスムーズに通るかと言うと、理由は簡単です。
先程もお話ししたように申込者がブラックリストか?どうか?なんてわからないからです。独立系の審査方法はその保証会社独自の審査方法を貫いています。
その保証会社の審査基準が申込者を審査に通すか?どうするか?を全て左右しています。
賃貸保証で良く見かける信販系の各社はコレだ!!
信販系の会社で家賃保証をしている会社はそう多くはありませんが、大手と言われている管理会社は信販系の保証を利用しています。
管理会社は大家さんから委託を受けて賃貸物件の入居窓口を一任されている立場です。
そこで良く目にするのは
- オリコ
- ジャックス
- アプラス
- エポス
- セディナ
- ライフ
ですね。
大手の管理会社はその名の通り、多くの物件をオーナーさんから預かっており、その中で入居までの賃貸借契約の窓口も行なっています。
その事からお部屋を探されている入居者の方やブラックリストの方も上記のような信販系の保証会社への保証加入にぶち当たってしまう機会が多くなるかもしれません。
入居者に対する保証会社指定は管理会社が指定する機会が多い為です。
管理会社も家賃保証を使えば使うほどキックバック手数料を保証会社からもらえたり、家賃滞納以外にも手厚く保証してくれる賃貸保証会社と付き合いたいと思っています。
信販系の家賃保証は保証こそ手厚くないものの、キックバック手数料や信販系と言う会社の信用性規模で大手管理会社と付き合っている傾向は否めません。
ブラックリストの方が信販系の家賃保証を勧められたらその部屋を諦めよう!
ブラックリストの方が、気に入った賃貸物件をみつけ、いざ!入居申込をしようとした際、『信販系の家賃保証』への加入を勧められたらどうするか?
これは
『その部屋は諦めて違うお部屋を選んじゃおう!』
入居申込の時に信販系の賃貸保証会社へ加入してほしい案内が不動産会社から出された場合は、ほぼ加入するしかそのお部屋に入居できませんし、当然!審査が通らないとお部屋の契約をしてくれません。
先にも述べているようにブラックリストの方が信販系保証会社の審査が通るのは皆無です。他の物件を探しましょう!
今では賃貸物件の数は場所やエリアにもよりますが、意外に多くあります。他を見渡せばきっと又、良い物件に巡り会えます。
なければお部屋探しの窓口である不動産会社自体を変えてみるのもアリです!不動産会社によって紹介できる物件も多々ことなりますからね。
そして、独立系の保証会社を入居条件に指定される賃貸物件であればブラックリストの方だって快適な賃貸ライフを送れます!!
だって審査にとおりますから!(笑
賃貸保証会社の審査が甘い保証会社を利用する!
賃貸保証会社は数多くありますが、それぞれの保証会社で審査が甘い、厳しいはあります。
ブラックリストの方が保証会社の審査を受ける際は審査が甘い保証会社を利用するのも一つの手です。
但し、賃貸保証会社は残念ながら物件によって指定されてしまいます。入居者みずからが選べるのは稀です。
そもそも賃貸保証会社へ加入しないで入居出来る賃貸物件もある!
賃貸の入居審査で保証会社への加入条件を求められる昨今。ブラックリストの方でも、独立系の保証会社であれば安心して入居審査に望めるのは、理解して頂けたと思います。
しかしながら、そうは言ってもどうせなら?いっその事、『賃貸保証会社へ加入しないでOK!な賃貸物件を借りたい!』なんて方もいらっしゃると思います。
通常の入居審査でも、申込者がブラックリストか?どうか?を見極めるには困難なので、基本的には大丈夫ですが、借金をしていてブラックリストでも、受け入れてくれる賃貸物件があります。
それは、『ビレッジハウス』
特徴として
- 審査ゆるい
- 初期費用0円
- 引越しに関するサポート充実
賃貸業界の中では、知らない方は少ないと思います。
しかし、評判や口コミに関しては、人によっては厳しい意見も出ていますので、気になる方は以下の記事を参照ください。
審査についてはかなりゆるいので、ブラックリスト以外の方でもスムーズな審査通過が実現できると思います!
まとめ
『自分がブラックリストの対象者だ!』と思われている方は引け目が少なからずあると思います。特に賃貸保証会社の審査となればなおさらでしょう。
ですが、ブラックリストの方が賃貸保証会社の審査を通すには別に難しい問題ではないのです。なぜなら審査を受ける保証会社さえ間違わなければ審査に通るんですから!信販系はNG!独立系はOK!これだけです。
確かに自己破産などはしたくはないものですが、問題は今をどう生きているか?です!過去の話しであれば尚更ですよね。しかし、ブラックリストで無職で以前も家賃滞納して賃貸保証会社に追い出されたなんて方はブラックリスト関係なく審査に落ちるのでご用心を、、、。
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