広告 審査

生活保護受給者の賃貸保証会社審査の実情を15年の業界経験を持つ専門家が解説!

家賃保証コンサルタント

当ブログでは、15年以上の家賃保証業界での経験を持つ専門家が、常にユーザーファーストの視点で情報を提供しています。これまでに1000社以上の不動産会社、管理会社、大家さんと連携し、業界の最新動向を把握することに自信を持っています。また、知識のスキルマーケット「ココナラ」では、家賃保証会社を利用する既存および将来の利用者向けの相談解決サービスを提供しています。【スマイル家族】で検索してぜひご利用ください。

スポンサーリンク

悩んでいる人

  • 生活保護に対する賃貸保証会社の審査は大丈夫?
  • 生活保護で賃貸保証会社の審査を受ける場合の注意ポイントは?

 

このような悩みを持たれている方もいらっしゃると思います。

 

家賃保証コンサルタント
賃貸保証会社歴15年以上の私がしっかりと解説していきます!

 

この記事を読めば、生活保護受給者の方でもがしっかりと賃貸保証会社の審査に通る理由がつかめると思います!

 

そして生活保護だからと言って気負いする事なく保証会社の審査に望んでほしいという思いをこの記事に込めました!

 

なお、生活保護の方が審査をスムーズに通すポイントとしてしっかりと抑えてほしい重要な部分がありますので事前に把握だけはしておいてください。

 

それではいってみましょう!

 

生活保護受給者では賃貸保証会社の審査に通らない!は嘘!

 

まずははっきりと申し上げますが、賃貸保証会社が審査を通して保証する際、実は生活保護の方は逆に重宝されます。

 

その理由は

ポイント

  • 毎月安定した保護受給がある(収入)

 

言い方を選ばなければ、働いているのか?働いてないのか?よくわからない方より生活保護を受給されている方の方が賃貸保証会社は家賃滞納リスクを軽減できる為、逆にスムーズに審査を通します。

 

ですので、結論として『どの賃貸保証会社でも審査が通る』と言う気持ちで望んでもらって大丈夫です。

 

家賃保証コンサルタント
一つ、注意願いたいのが「独立系」の賃貸保証会社でなければ生活保護受給者の方は審査には通りません。「信販系」はNGになります。

 

生活保護の方で審査が通らなかった理由

 

しかしながら、中には生活保護の方で残念ながら審査に通らない方がいます。

 

いくつか原因がありますが代表的な理由を挙げます。

 

ポイント

  1. 受給費が少ない
  2. 過去に家賃滞納をしている・していた
  3. 生活保護の受給が決定していない
  4. 駐車場を借りようとしている
  5. 転居理由が怪しい

 

それぞれでざっくりと解説していきます。

 

①受給費が少ない

 

仕事と掛け持ちで生活保護を受給しようとすると、受給額そのものが少ない場合があります。

 

賃貸保証会社はあくまでも100%満額受給してくれる方を好みます。中途半端な受給をされる方は逆に審査が通りにくかったりします。

 

②過去に家賃滞納をしている

 

これは、生活保護の方でなくとも完全アウトです。家賃滞納履歴が残ってしまうと次回の引っ越し時に賃貸保証会社の審査を受けても審査には通りません。

 

しかし、賃貸保証業界もまだまだ整備されていないのも事実。実はこのような状況化の中でも審査に通ってしまう方法があります。

 

気になる方は下記記事をご参照ください。

 

③生活保護の受給が決定していない

 

賃貸保証会社の審査を受けるタイミングで、まだ生活保護の受給が決定していない場合があります。

 

この場合は賃貸保証会社によりますが、審査が『否決』になったり、『仮承認』と言って生活保護受給が決定したら審査OKと言うもの。

 

基本的には仮承認で対応している賃貸保証会社が多いので「仮承認書面」をもらっておいて、契約時に生活保護の「受給決定通知書」を提出していく流れになるでしょう。

 

④駐車場を借りようとしている

 

基本的に生活保護を受給される方は車を所有する事ができません。その中で生活保護費から駐車場代や車の維持費を捻出しようとする方は保証会社から嫌われます。

 

事情があっての話しもあるかと思いますので、事前にお部屋探しの担当者に相談しておきましょう。

 

家賃保証コンサルタント
私の経験上では、審査に通った!って方は多々目にはしています。

 

⑤転居理由が怪しい

 

例えば現在、東京に住んでいるのに何故か?北海道で生活保護を受けようとしている、、、。

 

こんな方は怪しいので審査に通らないケースが多いです。

 

それぞれの事情があるのであれば、賃貸保証会社が納得する理由をしっかりと持ち合わせておきましょう。

 

家賃保証コンサルタント
私の経験上では、家賃滞納でお部屋を追い出され、生活保護受給が受けやすい他県で申請されていたパターンがあります。

 

生活保護の方の『賃貸保証会社審査』の向き合い方

 

一般的に、生活保護受給者の方が賃貸保証会社の審査に通ることは難しいと囁かれています。

 

なぜなら、賃貸保証会社は、申込者の収入やクレジットスコア、前回までの家賃支払い実績などを審査し、滞納リスクを最小限に抑えることが求められるからです。

 

このような中、生活保護受給者の場合は、クレジットスコアも低い場合が多く、審査に通過することが難しいことがあります。

 

家賃保証コンサルタント
ただし、全ての賃貸保証会社が生活保護受給者を診察対象から除外しているわけではありませんのでご安心ください。

 

生活保護受給者の審査の通し方

 

一部の保証会社では、生活保護受給者向けのプランを用意している場合もあります。

 

したがって、生活保護受給者の場合でも、複数の賃貸保証会社の審査基準を比較し、自分に合った保証会社を選ぶことが大切です。

 

また、生活保護受給者であることは申込時に正直に伝えることが重要です。なぜなら保証会社によっては生活保護受給者向けの対応をしている場合もあり、自分に合ったプランがもしかしたらあるかもしれません。

 

家賃保証コンサルタント
この辺は不動産会社などに相談し、プロに任せていきましょう。

 

ちなみに具体的にはどんなプランがあるかと言うと、、、。

通常は月額賃料の50%に対し、生活保護の方は100%でスムーズに審査を通すケースが多いです。

しかし、今では各自治体が賃貸保証会社の保証料も負担してくれたりするので、実質は費用負担なく保証会社へ加入することが可能です。

 

 

生活保護である事を事前に話す

 

生活保護受給者であることは賃貸保証会社に申し出る際に正直に伝えることが重要です。

 

賃貸保証会社は、滞納リスクを最小限に抑えるため、申込者の収入やクレジットスコア、前回までの家賃支払い実績などを審査します。

 

生活保護受給者である場合は、収入が安定していないことが問題となるため、申告をしないことは不正行為となります。

 

生活保護受給者であることを隠してお部屋探しはトラブル原因

 

また、生活保護受給者であることを隠して入居契約を結ぶと、後に家賃滞納などの問題が発生した場合に契約違反となり、解約や訴訟などのトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。

 

そのため、事前の申告をしっかり行うことが大切です。

 

『独立系』の賃貸保証会社ならどこでも通る

 

生活保護受給者である場合でも、複数の賃貸保証会社の審査基準を比較し、自分に合った保証会社を選ぶことが重要です。

 

又、独立系と言われる賃貸保証会社であれば、どこでも基本的には審査に通ります。

参考

  • 日本セーフティー
  • 全保連
  • ナップ
  • 日本賃貸保証
  • casa
  • フォーシーズ
  • ジェイリース

 

\生活保護の方でも審査が安心な賃貸物件/

 

賃貸保証会社の生活保護者に対する審査基準は保証会社によってそれぞれ違う!

 

『生活保護の方でも審査が通りやすい賃貸保証会社もあれば、そうでもない保証会社もある!!』

 

当たり前と言えば、当たり前の話しです。

 

各企業(保証会社)によって審査基準の方針は異なりますからね。

 

『A社で審査が通らなかったがB社で審査がいとも簡単に通った』

 

と言う現状は、今の賃貸保証会社業界の中でも当たり前のようにあります。

 

賃貸保証会社はそれぞれ『審査基準』が異なる

 

これは、それぞれの賃貸保証会社で審査基準を設けて、「この場合は審査に通す、この場合は審査を通さない」と、ある一定の基準を設けているからです。

 

保証会社の審査に関わる人員はたくさんいます。

 

けして一人で、一度に何百人単位の審査をしているわけではないですからね!

 

その為、会社の方針としての審査基準だけはしっかり設けておいて、審査をする人間が審査の可否判断に迷う場合はその保証会社が設けている審査基準に照らし合わせてスムーズに審査を進められるようにしている為です。

 

審査が進まないと家賃保証会社側の業務に支障が発生してしまいますからね。

 

生活保護の方でも審査が通る家賃保証会社一覧

 

生保保護の方で、連帯保証人を付けずに緊急連絡先だけで審査に通してくれる家賃保証会社をまとめました。

 

但し、家賃保証会社の審査時に生保保護費を受給出来る根拠である、

 

生活保護受給決定通知書

 

こちらが、ある前提での話しになるので、ご了承ください。

 

まだ、取得されていない方は、先にこの書面を取得するよう、自治体に掛け合いましょう。

  • 日本セーフティー
  • casa
  • 日本賃貸保証会社(jid)
  • エルズサポート
  • フォーシーズ
  • ジェイリース
  • 全保連(2020年1月〜審査が緩和)

 

上記の家賃保証会社であれば、緊急連絡先だけで審査に通ります。

 

中には、緊急連絡先になって頂ける方さえもいらっしゃらないケースがありますが、役所の生活保護課の担当者さんが緊急連絡先になって審査に通るケースもあります。

 

賃貸保証会社の年々厳しくなる生活保護の方への審査

 

 

賃貸保証会社が台頭してきた5~6年前は、ちょうど生活保護受給者の方も増えはじめており各賃貸保証会社も、生活保護の方を積極的に審査に通していた時代があります。

 

ほぼ来る者拒まず状態!!(笑

 

しかし、各社これが災いして手痛い家賃滞納にぶち当たります。

 

生活保護の方は国から毎月お金を支給されて、それを実際の生活費に充てるわけですが、当然そこには賃貸で借りている家賃分も含まれて支給されています。

 

当時は役所からお金を生活保護受給者本人に手渡しが主流でした。

 

(*今でも受給者本人への現金手渡しも多いですが、現在は役所から大家さん口座へ家賃を直接送金なんて事もやっている)

 

生活保護の方も国から毎月お金が支給されて決してお金がないわけではないので、物件のオーナさんも安心してお部屋を貸していた現状があったのですが、、、。

 

家賃滞納が出やすい状況がそこには着々と生まれていたのです。

 

殆どの賃貸保証会社は本人の受給証明書が審査時に出されれば、ほぼほぼ審査を通していました。

 

*現在の家賃保証会社審査は受給証明書無しで通す事がほとんど!)しかし、決定通知書は必要になります。

 

 

もちろん連帯保証人なんていりません。

『ではなぜ?年々、生活保護の方への審査が厳しくなっていくのか?』

 

家賃滞納発生時の回収が困難

 

賃貸保証会社は家賃滞納が発生すると、滞納分家賃を物件オーナーへ立て替えをします。

 

そして、立て替えた分を入居者本人に請求をし、家賃回収を行うわけなのですがここで回収ができないと各保証会社はかなりの痛手を負います。

 

なので必死に立て替えた分の家賃回をするのです。

 

しかし、生活保護の方が一度、家賃滞納をおこしてしまうと万が一家賃を回収できたとしても

 

又、さらに次の月には保証会社の家賃立て替えが発生する!なんて負のスパイラルに陥る確率が高いと言う所が一番の要因です。

 

これは、生活保護の方は国からお金が支給されると言っても、普通の生活が出来る必要最低限のお金しかもらっていません。(1ヶ月分の生活費として大体ですが一人当たり7~8万円位)

 

まあ、贅沢しなければ充分な額だとも思いますが、、、。

 

考えてみてください!

 

もし仮に1ヶ月分の家賃を滞納してしまい賃貸保証会社から督促を受けている中、もう次月の家賃が発生してしまうなんてことはざらにあります。

 

そこで少ない生活保護支給額で家賃2ヶ月分払うなんてことはかなり困難を極めます。

 

だって、そもそも生活保護支給額以外の収入が入ってくる事なんて生活保護の方は仕事をしてない訳ですからありえません。

 

例えばサラリーマンの方であればボーナス支給で遅れた家賃の支払い改善ができる余地はあります。

 

生活保護の方はギリギリの状況下の中で家賃をしっかりと支払っていかないといけない為、一度の家賃遅れからの復帰は決して簡単な事ではないんです。

 

生活保護者の方は家賃滞納するとそのままお部屋を出て言ってしまうリスクが高い

 

生活保護の方は家賃滞納をしてしまうと「勝手にお部屋から消えてしまう」リスクが高いと言われています。

 

家賃保証コンサルタント
これは私の経験上でも生活保護の方は家賃滞納をし、支払いが困難と判断された時、そのままお部屋を出ていってしまう事が多いです。

 

どこに行くのかは不明ですが、、、。

 

勝手にお部屋を出ていかれては、賃貸保証会社もその後の時間や労力にかなりの手間がかかります。

 

そして?

お部屋に家財などの残置物がそのまま!

なんて事もザラにあります。

 

もし、お部屋を退去したと判断してもお部屋の中に残置物である荷物が残っているようでは本人が放棄したのかどうなのか?さえわかりません。

 

この確率も高いんですね。

 

保証会社だからと言って、勝手に契約者の荷物を処分するのはかなりのリスクがあります。この辺は家賃保証会社によって対応はマチマチですが…

 

弱者救済をする家賃保証会社の役目

 

そうは言っても生活保護の方だって賃貸のお部屋を借りなければなりません。

 

住むところは必要です!

 

賃貸保証会社の中では弱者救済をうたい文句に、気持ちよく審査を通す保証会社も多々ありますのでご安心ください。

 

もちろん連帯保証人を付けなくても審査に通ります。

 

又、今では生活保護者の方が住まわれる賃貸物件へ役所が家主口座へ直接、毎月家賃分だけを振り込む流れを作っている地域もありますので、これを条件に保証会社も審査をスムーズに通す傾向があります。

結論的に言ってしまえば、今では各不動産会社が生活保護の方が通りやすい賃貸保証会社、入居できる賃貸物件を熟知してますので、全て不動産会社に委ねれば問題ないでしょう!!

 

今後さらに増えていくのが予想される「生活保護受給者」各賃貸保証会社が弱者への救世主になれるのか?

 

今後の大きな課題になりそうです。

 

まとめ

 

この記事では生活保護の方が賃貸保証会社の審査をスムーズに通していくポイントをまとめて紹介しました。実際には、今回だけでは紹介しきれないたくさんのポイントがあります。

 

それでも今回の内容が生活保護の方でも気兼ねく審査に望めることが十分に身についているはずです。

 

ただ、今回の記事で一番大事なポイントはこちらです。

ポイント

  • 生活保護受給者の方の方が賃貸保証会社の審査に通しやすい
  • 独立系の保証会社であれば基本的にはどこでも大丈夫(緊急連絡先で可)
  • 生活保護受給証明書がなくとも審査OK(受給予定)

これから生活保護受給を受けてお部屋探しを始められる方のご参考になれば幸いです。

 

ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。

 

ab

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人

家賃保証コンサルタント

当ブログでは、15年以上の家賃保証業界での経験を持つ専門家が、常にユーザーファーストの視点で情報を提供しています。これまでに1000社以上の不動産会社、管理会社、大家さんと連携し、業界の最新動向を把握することに自信を持っています。また、知識のスキルマーケット「ココナラ」では、家賃保証会社を利用する既存および将来の利用者向けの相談解決サービスを提供しています。【スマイル家族】で検索してぜひご利用ください。

-審査