
『今度借りようとしている賃貸物件で信販系(クレジットカード)の家賃保証への加入を促されている。』
『自分が信販系の審査に通るか?不安、、、。』
このような状況に陥っている方もいることでしょう。
これらを全て解決します。

何故なら私自身、賃貸保証会社に15年以上在籍しており、「信販系」の保証審査に関して熟知しているからです。
実際に現場では信販系の保証会社に関する審査基準はプロの不動産会社さんでさえ、知らなかったりします。
この記事を読み進めて頂くと、「信販系」と言われる家賃保証会社の審査を通す方法を理解して頂けます。
Contents
信販系保証会社とは?
そもそも信販系保証会社とは?どのような保証会社なのか解説していきましょう。
信販系保証会社とは
信販系保証会社を簡単に解説すると、クレジットカードを発行する企業を指します。皆さんも少なからずどちらかのクレジットカードを持ち合わせているかと思いますが、そのクレジットカード会社が家賃保証をしていると言うことですね。
信販系保証会社の一覧
信販系保証会社は数は決して多くはないものの、誰しもが聞いた事がある名前が挙がります。
信販系保証会社一覧
- 株式会社アプラス
- 株式会社エポスカード
- オリエントコーポレーション
- 株式会社ジャックス
- 株式会社セゾン
- 株式会社セディナ
- ライフカード株式会社
上記各社が主に賃貸の保証会社として、利用されています。
信販系の保証会社の審査を通す前に基準を知ろう!
ポイント 信販系と言われる家賃保証会社は、不動産業界とは異なる業界の経験や知識を持った企業が参入することが多く、独自のサービスや保証内容を提供していています。また、信販系の企業が保証会社となることで、消費者のクレジット情報などの管理についても高いセキュリティが確保されることが特徴の一つです。このような強みを審査に活かしているのも特徴的です。
信販系の保証会社についての審査基準
どなたも一度くらいは名前を聞いたことがあるのでは?そして、これらの信販系保証会社の審査基準としては
- クレジットカード事故がある方は審査NG
- 自己破産、任意整理されている方審査NG
- カードの多重債務者審査NG
- 消費者金融で多額の借金がある方審査NG
と、ハッキリしています。
何故?このような審査基準になっているかと言うと、信販系の保証会社の特徴として、CIC、JICC、JBAなど複数の信用情報センターにある個人の今までのお金の借入・返済の実績や、現在の借入状況などを審査基準に取り入れている為です。
上記の項目に一つでも該当していると、残念ながら100%審査には通りません。
もし、仮に信販系の保証会社への加入を入居契約時に強制されるようであれば、借りたいお部屋を避けるしか道はありません。
信販系の保証会社は審査が厳しい
実は家賃保証会社にも様々な形態の種類があります。『独立系』と『信販系』この違いはあからさまにあります。
そうなんです。
何度も申し上げますが、信販系の家賃保証はクレジットカードなどで借り入れをして、不履行や支払い滞納をしていると、100%審査に通りません。
勿論、自己破産や任意整理で借金問題を解消されている方も対象です。
しかし、比較的に信販系の家賃保証を利用しているのは、大手と言われる管理会社さんに利用が多い傾向もあります。
クレジットカードで事故している方は審査NGで通らない!
信販会社の審査はかなり厳しい審査になりますので、注意が必要です。何がそこまで違うかと言うと、独立系である家賃保証会社とはちょっと審査の勝手が違ってきます。
もし?各種クレジットカード所有利用にて、返済支払いの遅れや滞り等があれば『確実に信販系の家賃保証審査はとおりません!!』
信販系の家賃保証審査を受けられる方は、一度過去に遡ってでも確認してみるのをオススメします。
これは、信販会社も審査の時には申込者に対しての個人情報機関(CIC)等でカードの状況をしっかり(ちゃっかり?)と見ているほかなりません。
これに関して以前、賃貸借契約に関わる入居審査で申込者のクレジットカード利用情報履歴を持ち出し『家賃保証に向けての審査を通す、通さない?』と言う判別をするのはどうか?
と、以前は社会的にもこの行為を問題視する声もありました。が、今ではそれもなんのその的な状況で話題的にも消えています。
又、通常の家賃保証会社よりも信販系の審査基準は高めになりますので、自身に(ブラック)心配の方で審査を受けられる方は、ご紹介願った不動産会社と事前に相談してみるのも一つの手だと思います。
『例えば保証加入する家賃保証会社を信販系よりは審査に通りやすい独立系の家賃保証会社に変更してもらうとか、、、。』
お部屋探しの専門家に事前相談
なぜなら?
日頃から信販会社さんの保証を利用している不動産会社さんも、その経験から審査の基準をある程度身につけているからです。
事前にクレジットカードでの事故が過去にあった!や、自己破産しているなどの事前相談をしておけば、きっと次なる対処方法を提案してくれるでしょう!
残念ながら、そのまま前進しても審査に通すのはどのみち難しいので・・・。意外に、このような事を隠して信販系の家賃保証審査を受けられる方がいらっしゃいます。
確かに、中には恥ずかしいと思われる方もいらっしゃるかも?ですが、どのみち審査に通らない状況は出てしまいますので、こればかりは、事前に伝えておいた方が二度手間にならないと思います。
信販会社の家賃保証審査に落ちても大丈夫!!
信販系の保証会社の審査を受けて、万が一落ちてしまった場合、、、。
でも、大丈夫!あきらめてはいけません。

不動産会社さんもお部屋に入居してもらうのが一番の目的なのです。仲介会社さんであれば、仲介手数料も、もらいたいでしょうし。
どちらにしても空室になっているよりはお部屋を埋めていった方が良いに決まってますからね。
なので万が一、信販系保証会社の審査に落ちた時にはここで通常(独立系)の家賃保証会社が出てくるわけです。(※通常はお部屋探しをお願いしている不動産会社から提案してくれる。なければあきらめましょう。)
『通常の家賃保証会社ってなんぞや?』
となるかもしれませんが、いわゆる家賃保証一本で生業としている会社さんですね!
独立系の家賃保証会社は信販会社に比べれば審査基準はゆるくなる傾向が強いので、通常(独立系)ではこういった保証会社を不動産会社から勧められて、再度審査を受けることになると思います。
クレジットカードで万が一、事故履歴があっても大丈夫!『独立系』と言われる家賃保証会社であれば安心して審査に望めるでしょう。
独立系の家賃保証会社一覧
では、気になる独立系の家賃保証会社の一覧です。
- 全保連
- 日本セーフティー
- casa
- 日本賃貸保証会社(jid)
- ジェイリース
- フォーシーズ
- エルズサポート
大手の家賃保証会社を中心にすると、上記の保証会社がラインナップするでしょう。
不動産会社や大家さんにとって信販系の保証会社は必要とされている!!
『審査基準が厳しい家賃保証会社を利用する事で、審査に落ちる人が多くなり不動産会社にとっても賃貸借契約が出来ない。』
それこそ、空室が埋まらないと家賃収入だって発生しません。
こんなことなら、各不動産会社さんも保証会社自体を利用しなければいいのに、、、。
なんて思う事もありますが、滞納リスクをなんとか軽減するためにも、どの不動産会社さんも今では保証会社を外せない状況なのでしょう。
では、なぜ?
わざわざ審査基準が厳しい信販会社を利用するのか?これは何と言っても『信用力』が一番だからです。
信販会社の会社資本力はハンパないです!
家賃保証を利用する各不動産会社さんの選ぶポイントの中で、この信用力は確実に利用する判断の上位になっています。
滞納リスクをなくすために利用する家賃保証会社が倒産して会社自体が消滅してしまっては元も子もないと考えているからですね。
こんな現状の中、お部屋を借りようとする方には『どの家賃保証会社を不動産会社が利用しているか?』なんて、直接の関係性はあまりありませんが、審査落ちなどで無駄な手間をとらされないように、気持ちよくお部屋を借りてもらいたいもんですね!!
まとめ
信販系の保証会社について、審査基準や審査の通し方が理解できたのではないでしょうか!
では、今回のポイントをまとめています。
今回のポイント
- 【信販系】の保証会社は、クレジットカードの事故や自己破産していると100%審査には通らない
- 【信販系】の保証会社で審査におちても【独立系】の保証会社であれば審査に通る
- 審査基準は信販系の方が高めなので、内容に自信がない方は敢えて独立系の保証会社をお勧めしたい
賃貸物件を借りようと思うと、入居条件で賃貸保証会社の指定をされます。
信販系や独立系があるとは言え、入居者が選べるわけではないので、あくまでも信販系を指定される場合はその保証会社で審査を受けなければなりません。
信販系の審査基準で審査に落ちる心当たりがあり、自信がない方は、万が一審査に落ちた場合は、第二、第三の保証会社審査(独立系)がを受けれるのか?どうか?を事前に確認しておいてください。
仮に、ない場合は不動産会社を変えるか、お部屋自体を変えてしまった方が時間の無駄を省けます。
最後にもういちど言いますが独立系であれば審査に通りますので、どのお部屋も借りれない!なんて事にはなりませんので、安心して審査に望んでください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。