こんな悩みを解決します。
本記事信憑性
賃貸保証会社に保証加入していて退去時は意外にも重要になります。借りているお部屋を引越しなどで退去する際!同時に保証会社と契約者との間で締結されていた『保証委託契約』は解約になります。
しかし、お部屋の退去解約時に賃貸保証会社の「保証委託契約の解約」の旨を伝えるのは、契約者本人ではありません。
家賃保証加入時には入居者へ費用負担をさせているものの、保証解約の時は入居者自らの解約意思を直接受け付けてもらえないと言う、何とも言えない流れがそこにはあります。
そう言った意味では、契約者である入居者が自らお部屋の退去時に『本当に自分の保証が解約されているか?』を確認しないといけません。
今回は、賃貸保証会社へ保証加入して、お部屋の退去解約時に伴い、「保証会社の保証委託契約が本当に解約されているか?どうか?」の確認方法を紐解きます!
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Contents
引越しの際の賃貸保証会社への「退去解約時」に伴う連絡は重要!
賃貸保証会社へ加入していた方は、お部屋の退去解約時に保証委託契約も解除しないといけません。
なぜなら、ここがしっかりしていないと、お部屋を退去しているにも関わらず、賃貸保証会社から『更新料の請求が来る!』などのトラブルに見舞われます。
>>賃貸保証会社の加入1年後に発生する更新料!払いたくない人への3つの対策!!
賃貸保証会社の解約連絡は契約者からはできないので注意!
そもそも、賃貸保証会社の保証委託契約は、契約上でも契約者がお部屋を退去した時点で終了するようになっています。
しかし、お部屋の解約届は入居者から賃貸人である大家さんや管理会社、又は不動産会社へ、提出して終わりになりますが、保証会社の解約については勝手が違ってきます。
契約者から賃貸保証会社へ直接解約する旨(電話などで)を伝えても受け付け処理してもらえません。あくまでも保証会社の代理店になっている不動産会社を経由して保証会社へ報告します。
ですから、契約者は不動産会社へ保証会社への解約届を出してもらうように、促さないといけません!(通常と言うか大半はしっかりなされると思うのでご安心を)
この流れは覚えておいた方が良いでしょう。
本当に?「自分の保証委託契約が解約されているか?」は要確認!
保証会社の代理店である不動産会社から賃貸保証会社へ解約報告を出してもらい、保証委託契約が問題なく解約処理されれば問題ありません。
しかし、保証委託契約を解約したからと言って、契約者の元に『解約処理完了』の何かしらの書面が届くわけでもありません。
なので、実際にきちんと「保証解約がされているか?」が保証加入者にとってわかりにくいのです。
契約者からはわかりにくい解約方法
このような背景がある為、契約者である入居者も解約処理が適切におこなわれたか?は、要確認が必要です。
お部屋の退去解約時かその後でも、解約手続きをお願いした不動産会社などへ問い合わせして聞いてみましょう。
そして、もう一つ!
確実に保証解約されているか?の確認方法として、住んでいる賃貸物件に『管理会社』が存在しているようであれば管理会社へ確認するのをオススメします。
管理会社とは、その名の通り、物件を管理している会社であり、業務としては
- 契約事の調整
- 入居者のクレーム受け付け
- 建物設備の点検
- 退去時の立会い
などを行なっています。
賃貸保証会社の解約は管理会社に聞いてみるのが確実
当然、入居者の入れ替え時も関わっていますし、それこそ管理会社が指定する賃貸保証会社に加入させられていますので、この場合は賃貸保証会社とやりとりしているのも『管理会社』です。
賃貸借契約書を見れば、『管理会社名』は記載されていますので、すぐわかるでしょう。
連絡先になる電話番号も記載されていると思うので、直接問い合わせしてみましょう!
家賃滞納無く、保証会社の契約解約をされていれば、個人信用度UP!
賃貸保証会社へ保証加入して、家賃滞納も一切なく、お部屋の退去と同時に保証解約もされている場合?
次の賃貸物件を借りる際には、少なからずの恩恵はあるでしょう。
なぜなら保証会社へ加入していて、『家賃滞納が無い』情報はそのまま、生かされます。
それこそ、賃貸保証会社同士のデーターベース化が構築されており、情報は保証会社同士でわかるようになっています。
これは、『審査時に有効活用』されています。
審査に通すか?落とすか?の、保証会社の重要判断になっていることは言うまでもありません。自身の信用度がUP出来れば、賃貸保証会社の審査にも通りやすくなるでしょう。
しかし、賃貸保証会社の保証解約がうまくいっていなく、更新料の請求が来て、そのまま放置!
賃貸保証会社は退去費用も保証している!(立替する)
賃貸保証会社のほとんどが退去費用も保証しています。
具体的には
参考
- 現状回復費用
- ハウスクリーニング
- 鍵交換費用
- 違約金関係(早期違約金など)
お部屋の退去時に賃貸保証会社をスムーズに解約できたとしても、大家さんや管理会社から請求された原状回復費用を含めた退去精算費用を払わなかったりすると保証会社に費用を立て替えられ、忘れた頃に保証会社から「督促請求が来る」場合がありますのでご注意を!
退去時の精算はトラブルが多い
私の経験の中でも、入居者が請求された原状回復費用に納得していないにも関わらず、『入居者が原状回復費用を支払わないから立て替えて!』と、平気で請求をしてくる大家さんや管理会社、不動産会社があります。
「後はそっちで入居者とうまくやっておいて!」こんな軽率な考えで請求されてくるのでたまったもんではありません(笑
基本的には保証会社も、「双方で解決してください!」のスタンスですが、中には大家さんや不動産会社に加担して強引な督促請求をしてくる保証会社もあるので気をつけましょう。
賃貸保証会社を解約すると返金はある?
たまに、賃貸保証会社の退去時に伴うタイミングで契約者の方から、「支払った保証料から幾分か?返金はあるのか?」の質問があります。
結露、保証会社からの返金はありません。
又、保証会社によくある年間更新料(1年に1万円支払う)も保証会社を解約したからと言って返金はされませんのでご認識を!
>>賃貸保証会社からの更新料請求!支払い方法と払いたくない人への唯一の方法!
途中解約しても一緒
なんらかの理由で賃貸保証会社を途中解約しても返金はなされません。
誤解していると痛い目にあいますのでご注意を!
一度支払った保証料は基本的に返金されることはありません。
保証会社を解約して引っ越しするなら!
次回のお部屋選びでは「賃貸保証会社を外してお部屋を借りたい!」なんて言う方もいらっしゃるでしょう。
その場合は「ビレッジハウス」がおすすめ!
賃貸保証会社を完全不要にしている賃貸物件を取り扱っています。是非、参考にしてみてください。
初期費用をかけずに引っ越しをしたい方、入居審査に何らかの理由で不安をお持ちの方にもおすすめです!
まとめ
賃貸保証会社の退去時に注意しないといけない点を改めてまとめます。
退去時の注意点
- 賃貸保証会社の解約手続きは契約者ではできない。
- 不動産会社を鵜呑みにするのは危険
- 賃貸保証会社の解約をしても保証委託料などの返金はない
又、個人的には退去精算費用(原状回復費用、違約金関係)のトラブルは多くあるのを経験しています。いきなり保証会社から請求が来ることがないよう、事前に大家さんや管理会社と話し合っておいた方が良いでしょう。