【完全保存版】賃貸保証会社の審査に必要な書類リスト!無職・自営業・学生別の「追加資料」もプロが解説
「気に入った部屋が見つかった!すぐに申し込みたい!」
そう思った時に、書類不備で審査がストップしてしまうのは絶対に避けたいですよね。
賃貸保証業界に15年以上在籍している私から見ても、「書類の準備不足」で審査が遅れ、その間に他の人に部屋を取られてしまうケースは後を絶ちません。
この記事では、審査を最短で通過させるための「必須書類」と「属性別の追加書類」を徹底解説します。
不動産屋に行く前に、これさえチェックしておけば安心です。
Contents
まずはこれだけ!審査のスタートラインに立つ「本人確認書類」
保証会社の審査は、不動産会社からFAX(またはWEB)で申込書が送られた瞬間からスタートします。
その際、絶対に欠かせないのが「顔写真付きの身分証」です。
▼ 最優先で用意すべき書類(いずれか1点)
- ✅ 運転免許証(表・裏)
- ✅ マイナンバーカード(表面のみ)
- ✅ パスポート
これらを持っていない場合は、以下の書類でも代用可能なケースが多いです。
- 健康保険証(※記号・番号のマスキングが必要な場合あり)
- 住基カード(顔写真付き)
- 在留カード(外国籍の方)
- 特別永住者証明書
- 生活保護受給証明書(生年月日の記載があるもの)
「住民票」は本人確認書類として認めない保証会社が多いです。あくまで補助資料という扱いになるため、上記の顔写真付きIDを用意するのが確実です。
Q. 審査の段階で「印鑑」は必要?
結論:不要です。
申込書に印鑑を押す欄があることもありますが、審査段階ではサイン(自署)だけでOKなケースがほとんどです。
実印や認印が必要になるのは、審査に通った後の「契約手続き」の時ですので安心してください。
【属性別】審査通過率を上げる「追加書類」リスト
基本の身分証だけで審査が通れば良いのですが、審査部が「収入や支払い能力をもう少し詳しく確認したい」と判断した場合、追加書類を求められます。
ここで重要なのは、「追加書類=審査落ち」ではないということです。
むしろ、「書類さえ出してくれれば通しますよ」というポジティブなサインと捉えましょう。
最初からこれらを用意して提出しておけば、審査スピードが格段に上がり、通過率もアップします。
1. 給与所得者(会社員・公務員)の方
年収に対して家賃が高めの場合や、勤続年数が短い場合に求められます。
| 推奨書類 | 源泉徴収票、給与明細(直近3ヶ月分) |
| 裏ワザ | 年収が低い場合は「預金通帳のコピー」を提出し、貯金があることをアピールすると有利です。 |
2. 新社会人・転職者の方
まだ給与明細がないため、「見込み年収」を証明する必要があります。
| 推奨書類 | 内定通知書、採用通知書、労働条件通知書 |
※給与額が記載されているページが必須です。
3. 自営業・フリーランスの方
会社員に比べて審査が厳しくなりがちです。「確定申告書」はほぼ必須だと思ってください。
| 推奨書類 | 確定申告書(控)、納税証明書、課税証明書 |
| ポイント | 節税していて所得が低くなっている場合は、「預金通帳のコピー」をセットで出すのが鉄則です。 |
4. 無職・求職中の方
「現在は収入がないが、家賃を払える貯蓄がある」ことを証明します。
| 推奨書類 | 預金通帳のコピー(残高証明)、失業保険受給資格者証 |
| 目安 | 家賃の1〜2年分程度の残高があると審査に通りやすくなります。 |
5. 学生の方
学生専用プラン(割引)適用のためにも、身分証とは別に提示するのが無難です。
| 推奨書類 | 学生証、合格通知書 |
まとめ:書類準備の良し悪しが「審査スピード」を決める
賃貸保証会社の審査に必要な書類のポイントは以下の3点です。
- まずは「免許証」か「保険証」があればスタートできる
- 属性(職業)に合わせて「収入証明」を先出しすると審査が早い
- あとから書類を求められたら「審査通過のチャンス」と捉える
これらの書類は、入居者ご自身が保証会社へ送るのではなく、不動産会社の担当者に渡して送ってもらう流れになります。
人気物件はスピード勝負です。
不動産屋に行く前に、これらの書類が手元にあるか、あるいはスマホで写真を撮ってすぐに送れる状態かを確認しておきましょう!
不動産屋に行く前の「書類チェックリスト」最終確認
▼ 来店前にここだけチェックしておけば安心
- 顔写真付きの本人確認書類(免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)が1点以上用意できている
- 自分の属性(会社員/自営業/無職/学生など)に合った収入証明・在籍証明を用意している
- 貯金額をアピールしたい場合、預金通帳のコピーや残高が分かる画面をスマホで撮影している
- 新社会人・内定者の場合は、内定通知書や労働条件通知書をすぐに出せるようにしている
- 学生の場合は、学生証や合格通知書をすぐ提示できるようにしている
- これらの書類を紙で持参する/スマホに写真保存しておくなど、すぐに不動産会社へ渡せる状態にしている
ここまで準備できていれば、あとは「申込書を正確に書く」「保証会社からの電話には必ず出る」ことを意識すれば、審査はかなりスムーズに進みます。
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