このような悩みを解決します。
本記事内容
・賃貸保証会社の初回保証委託の料金体系がわかる
・更新料の存在も忘れずに
・初回保証委託が安い保証会社・高い保証会社がわかる
本記事信憑性
入居者が賃貸保証会社に加入する際、初回保証委託料の支払いはほとんどの場合入居者の負担となります。一部の物件では賃貸人(物件オーナー)が負担する場合もありますが、全体の約9割は入居者が負担しています。
- 初回保証委託料の比較
賃貸保証会社によって初回保証委託料には「高い」「安い」の料金差があります。又、保証料は賃料の数50%〜100%が一般的で、会社ごとに異なります。
- 初回保証委託料のポイント
料金が安い場合は、サービス内容やカバー範囲を確認しましょう。 初回保証委託料だけでなく、更新料が発生することも考慮に入れておきましょう。
このように、賃貸保証会社の料金体系を理解し、自身に合った会社を選ぶことが大切です。
参考:賃貸保証会社の各社料金プラン一覧表を作成してみました!
引越しには多くの費用がかかるため、初回保証委託料もできるだけ安く抑えたいというのが入居者の本音ですよね。
今回、初回保証委託料が安い賃貸保証会社をランキング形式でご紹介します。これを参考にして、費用を賢く抑えたお部屋探しを実現してください!
Contents
初回保証委託料とは?
初回保証委託料は、賃貸契約時に保証会社に支払う費用です。これは、家賃滞納時に保証会社が家賃を立て替えるための保険料のようなもので、契約時に一度だけ支払います。
この支払いに対しては否定的な意見が圧倒数となっていますが、【賃貸物件を借りる=賃貸保証会社へ加入する】が今では一般的になっています。ですので契約時には費用負担がある認識でいた方が良いかもしれません。
賃貸保証会社の費用相場
賃貸保証会社の現状の費用平均は月額賃料の50%〜100%が平均になります。ちなみに月額賃料とは、家賃、共益費、駐車場、町費etcを全部含めた費用を指します。
例えば、月額賃料が65,000円なら初回保証料が50%として
32,500円が入居時に必要になる計算です。
初回保証委託料が安い会社ランキング
順位 | 保証会社名 | 初回保証委託料 | 更新料 |
---|---|---|---|
1 | 近畿保証サービス | 家賃の30% | 10,000円/年 |
2 | フォーシーズ | 家賃の40% | 10,000円/年 |
3 | 日本セーフティー | 家賃の50% | 10,000円/年 |
4 | ジェイリース | 家賃の50% | 10,000円/年 |
5 | 全保連 | 家賃の50% | 10,000円/年 |
6 | casa | 家賃の50% | 10,000円/年 |
7 | エルズサポート | 家賃の60% | 10,000円/年 |
とにかく、全国規模で見ても初回の保証委託料金が安い会社はあるにはあります。例えば、近畿保証サービスは『月額賃料の30%』となっており、他社と比べても格段と安くなっています。
近畿保証は近畿エリアと東海エリアのみの展開になります。全国規模で比べると全保連が中でもよく利用されており、知名度もある賃貸保証会社になるでしょう!
全保連の本社は沖縄、東京とあって特に沖縄ではこの名を知らない人はいないと言うくらいの知名度を誇っています。
2021年に全保連は全国一律で初回保証料を値上げしています。30%➡︎50%
近畿保証は、特に近畿エリアでの賃貸物件探しにおいて多くの加入機会がある人気の賃貸保証会社です。その名前からも地元での強さが伺えます(笑)。
この近畿保証の魅力は、審査が比較的緩やかで、多くの人が審査に通りやすい点です。審査基準が緩いため、様々な背景を持つ入居者にも対応できる柔軟さがあります。これにより、多くの人が安心して利用できる保証会社となっています。
初回保証委託料金が安い賃貸保証会社NO.2はどんぐりの背比べ!
賃貸保証会社の初回保証委託料金の相場は、月額賃料の50%です。この相場で展開している代表的な賃貸保証会社は以下の通りです。
賃貸保証会社名 | 初回保証委託料金の相場 |
---|---|
CASA(カーサ) | 月額賃料の50% |
日本賃貸保証(JID) | 月額賃料の50% |
ジェイリース | 月額賃料の50% |
日本セーフティー | 月額賃料の50% |
リクルート(オリコフォレントインシュア) | 月額賃料の50% |
参考:賃貸保証会社!大手3社が公開している保証プランの比較表一覧!!
名前が挙がっている5社の各賃貸保証会社は、大手と呼ばれている為、賃貸市場での利用も多くあります。
これらの保証会社は、初回保証委託料金が月額賃料の50%と設定されており、多くの入居者に利用されています。
いづれの賃貸保証会社も更新料が発生する!
契約時に賃貸保証会社へ支払う初回保証委託料だけで安心してはいけません。各賃貸保証会社では、初回保証委託料とは別に更新料が発生します。
例えば、全保連では月額賃料の10%が更新料として発生しますが、多くの賃貸保証会社では年間1万円が発生します。これは毎年1万円の費用負担となり、賃貸保証会社から請求があれば支払わなければなりません。
支払いを怠ると賃貸保証会社から督促請求を受けることになりますので注意が必要です。各賃貸保証会社の更新料の内容とタイミングを把握しておきましょう。ほとんどの賃貸保証会社は1年ごとに1万円の負担で決まっています。
更新料のポイント
ポイント
- 初回保証委託料だけでなく、更新料も確認
- 全保連は月額賃料の10%が更新料
- 他の賃貸保証会社は年間1万円が一般的
- 支払いを怠ると督促請求がある
賃貸保証会社の更新料が1万円以上となるケースはほとんどありませんが、念のため契約時に詳細を確認することが重要です。
賃貸保証会社で「更新料なし」プランを持っているのは2社
賃貸保証会社の保証プランは基本的に「更新料」がついているプランが多いです。
具体的には1年毎ごとに1万円を支払っていくのが相場です。
その中で代表的な保証会社の中で2社、更新料がないプランを持ち合わせでいます。
参考
- 全保連
- ジェイリース
但し、更新料がない代わりに初回に支払う費用が高くなります。
初回保証委託料金が一番高いのは?
これまで、初回保証委託料金が安い賃貸保証会社をランキングでご紹介しました。
1位〜10位なんて言うきれいなランキングにならない位、ほぼほぼ入居者が費用負担しなければならない初回保証委託料は各社横並び状態です。
しかし、一番高い初回保証委託料金を設定している賃貸保証会社も存在しています。
- フォーシーズ
この会社は表面上は賃貸保証会社の平均的である月額賃料の50%を謳っていますが、場合によっては月額賃料の100%、もしくは他の賃貸保証会社では見受けられない最高MAXの120%なんて事もあります。
何故?
このような流動的な金額になってしまうかと言うと、審査内容によってフォーシーズは初回保証委託料金を変動させているからです。
例えば
フォーシーズの審査を受けられた方が他賃貸保証会社でことごとく審査落ちしている場合、当然にして保証会社としての立場では厳しい審査になるのですが、フォーシーズは【審査に通りやすい賃貸保証会社】として有名で、『審査に通す変わりに初回保証委託料金が割り増しになります!』
と言うやり方をされています。
そう言った意味でも賃貸保証会社の審査を通す上で、最後に辿りつくのがフォーシーズになりそうですが、入居者は審査を通す上での費用出費に関しては少し痛い思いをしそうです!
いづれの賃貸保証会社も更新料が発生する!
初回保証委託料を契約時に賃貸保証会社へ支払い、それで終わりと安心してはいけません。
各、賃貸保証会社では初回保証委託料とは別に更新料が発生します。
『全保連の月額賃料の10%を除いては、いづれも年間/1万円が発生します。』(*追記*現在では1万円に値上げ)
これは住めば住むだけ毎年1万円が入居者へ費用負担として降りかかってくる費用になりますので、賃貸保証会社から請求がくれば支払うしか他なりません!
当然、支払いを拒否し怠るような事があれば賃貸保証会社より督促請求を受ける事になるので注意しましょう。
各、賃貸保証会社の更新料の内容もどのタイミングで?どれ位の金額を?はしっかりと把握しておきたいですね!
『ほとんどの賃貸保証会社が、1年毎ごとの1万円負担で決まりですが、、、。』
正直、賃貸保証会社の更新料が1万円以上って言うのは見たことがありません。
まとめ
賃貸保証会社に支払う初回保証委託料金!!
入居者の賃貸保証会社加入はお部屋を貸す側である賃貸人(物件オーナー)が多大なメリット受ける要素を多く持ち合わせていますが、その支払いはまだまだ入居者負担が続くでしょう!
いづれは、賃貸人である物件オーナーがこの初回保証委託料を全額負担すると言う時代がくるかもしれませんが、実現にはまだまだ程遠いと感じる今日この頃です。
各不動産会社も賃貸保証会社の取り扱い数に関しては2〜3社と増えています。
入居者ニーズに応えられるように
審査が緩い賃貸保証会社だったり、料金がとにかく他社より安かったり!
入居者からしてみれば賃貸保証会社への加入の際に選べる状況も多くあるので不動産会社の担当者へ事前に相談してみるのも良いかもですね!!