『最近の賃貸保証会社の審査状況を知りたい!』 『最新情報で賃貸保証会社の審査に変化がないか?知りたい!』
このような悩みを解決します。
この記事を読み進めて頂くと、賃貸保証会社による最新の審査状況を詳しく把握して頂けます。
記事を読み終えた後には、賃貸保証会社の審査について、正しい判断で望んで頂くことが可能です。
Contents
賃貸保証会社は連帯保証人を審査で取らなくなった!
ずばり!2020年の賃貸保証会社で大きな変化を起こしているのが、審査上で連帯保証人を取らなくなった保証会社が続出していることです。
これは、何故かと言うと2020年4月に施行された『民法改正』によるものです。
以下、引用します。
「改正前の賃貸借契約における連帯保証人は支払の責任を負う金額の上限を定めなくても問題はありませんでしたが、2020年4月1日以降の新民法施行後は上限金額となる極度額を定めなければその保証契約は無効となってしまいます。そのため、2020年4月1日以降の契約に関しては、賃貸借契約書に極度額の記載を明記する必要があります。
わかりやす〜く、理解しやすいように私なりに解説すると
今まで、賃貸借契約で連帯保証人をつけてると賃借人(契約者)が家賃滞納なんてした日には連帯保証人に請求してるよね?確かに請求する分には問題ないけど、いくら?まで責任を負わすのか?ハッキリと契約書へ金額明記してあげるのが筋じゃない?
ここで、質問!
あなたが誰かの連帯保証人になる際に、『100万円まで契約者に何かあったら支払いなさいよ!』って契約時に言われたら連帯保証人になりますか?
こういう事です。
『別になったって構わない』と言う方もいらっしゃると思いますが、大半の方は現実に100万の金額を記載された賃貸借契約書へ署名・捺印するのは躊躇してしまうと思います。
だって、契約者が居なくなったりしたら連帯保証人が100万円までの債務を払わないといけないんですから!
なにも悪いことしてないのに、、、。
このような背景もあって、賃貸保証会社の審査は今では大きく変化しています。
賃貸保証会社の今までの審査の特徴
賃貸保証会社の審査については、今までは審査によっては連帯保証人を付けるよう促していた現状があります。
『保証会社なのに?連帯保証人をつけないといけないの?』
こんな疑問もよぎるとは思いますが、、、。
これは、どう言うことかと言うと、申込者だけでは審査に通すことが著しく難しいと保証会社が判断した場合に、
連帯保証人を付けてくれたら審査に通すよ!と、言うやり方です。
賃貸保証会社も
『なるべくリスクを減らしたい、だけど契約件数も伸ばしたい!』
こんなことからきているやり方になります。
申込者が無職であったり、収入が少ない、高齢者の方、生活保護の方なんかには連帯保証人を付けるよう、審査時に促すケースが多かった状況があります。
今後の賃貸保証会社の審査では連帯保証人はなし!が主流!!
しかし、各保証会社は民法改正によって連帯保証人をつけにくくなる現状を加味し、審査に連帯保証人を付けるのを促すのは難しいだろう、、、。
『だって連帯保証人になってくれ人がいなくなるよね!だったら契約者だけで何とか審査を通す工夫をしていこう!』
このような審査に切り替わっています。
しかし、すべての賃貸保証会社ではありませんので、ご注意ください。
主に連帯保証人を求めない審査に切り替えた賃貸保証会社
ネームバリューが幾分かある、賃貸保証会社に特化して、2020年4月以降に審査の運用を大きく変更した保証会社をご紹介します。
全保連株式会社
いわずもがな、賃貸保証業界の中では大手の保証会社!
保証契約件数も250万人を超えており、業界内で知らない人はいないでしょう。
テレビCMも最近まで打っていたので、エンドユーザーの皆さんの中にも、名前を知っている方は多いのでは?
全保連は、以前までは審査が厳しい保証会社でした。
しかし、2020年1月より審査面を大幅に改定しています。
さらに審査が厳しくなるのでは?と思っていましたが、かなり柔軟な審査に切り替えています。
連帯保証人を審査にて取らないことをいち早く表明した保証会社でもあります。
エルズサポート株式会社
どちらかと言うと中堅の保証会社になります。
主に関東エリアに強く、ネームバリューもそこそこあります。
2020年4月から審査上で連帯保証人を取らない方針に切り替えています。
以前も、審査面では通りやすい間口を作っていたエルズサポートですが、さらに審査面では通りやすい保証会社の一つになっています。
全保連と審査面で比較しても、総合的にエルズサポートの方が審査に通りやすいと思います。
そもそも連帯保証人なんて取らない審査をする賃貸保証会社!
そもそも、連帯保証人なんて審査上で取るもんではない!基本的には誰でも審査に通してあげるのが保証会社の役目だ!
以前からこんな、考え?でやられているのが、casa(カーサ)やjid(日本賃貸保証会社)です。
この2社は以前より連帯保証人なんて取らないスタイルを貫いています。
ですから、比較的に審査はどなたでも通りやすいでしょう。
どちらも、保証業界では大手です。
casaさんと比べるとjidさんが若干、審査は厳しいイメージがあります。
大手だけど独自路線を貫く日本セーフティー
全保連と並んで賃貸保証会社の大手と言えば、日本セーフティーは外せません。
売り上げもNO.1の座をかけて全保連と毎年、抜いて抜かされのデットヒートを繰り広げています。
2020年4月以降の民法改正によって、各保証会社も対応に追われる中、日本セーフティーは、審査での姿勢を特に崩していません。
日本セーフティーの審査は、申込者だけでは審査に通すのが難しいと判断した場合は、連帯保証人を付けてもらい審査に通しています。
比較的に審査はゆるいとされている日本セーフティーではありますが、ごく稀に厳しいと判断される申込案件についても、断るわけではなく、拾っていこう!感は多大にある保証会社になっていますね。
審査がゆるいNO.1の称号!フォーシーズは据え置き
賃貸保証会社の中で、審査がゆるい保証会社のランキングを付けるとしたら、私自身も即回答でフォーシーズの名前を挙げます。
審査の承認率は間違いなく、フォーシーズが1番である!と断言します。
このフォーシーズはもともと審査がゆるいので、民法改正の影響は何一つ出ていません。
審査に心配な方でも、フォーシーズは継続して、且つ安心して利用できる保証会社と言えるでしょう!
まとめ
2020年4月以降の賃貸保証会社の審査における変化をご紹介してきました。
もしかしたら、数年後にはさらに動きが出てくるかも知れません。
しかし、賃貸保証会社の審査基準は間違いなく下がっていると思いますので、余程の内容でない限り、どの賃貸保証会社にしても審査に落ちないと思います。
中には残念ながら審査に落ちてしまう方もいらっしゃいますが、心配な方は下記の記事もご参照頂き、審査に望んで頂けると幸いです!