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広告 審査対策と注意点

【業界歴15年が暴露】賃貸保証会社を入居者が選べない真実。損しないための防衛策とは?

悩んでいる人
悩んでいる人
部屋を借りたいだけなのに「指定の保証会社に加入してください」と言われました。
保証料を払うのは私(入居者)なのに、なんで自分で選べないんですか?安いところを使いたいです!

 

おっしゃる通りです。お金を払う側がサービスを選べないなんて、他の業界では考えられないことですよね。

 

家賃保証コンサルタント
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実は、不動産会社や大家さんが保証会社を勝手に決める裏には、入居者には言えない「大人の事情(金銭的メリット)」が絡んでいることが多いのです。

 

この記事では、賃貸保証業界に15年以上身を置く私が、**「なぜ入居者は保証会社を選べないのか?」という業界のタブー**と、**「少しでも有利な条件で契約するための裏ワザ」**を包み隠さず解説します。

 

この記事でわかること

  • 入居者が保証会社を選べない「本当の理由」
  • 不動産会社が特定の保証会社をゴリ押しする裏事情
  • 高い保証料を回避するための「業者変え」テクニック

 

結論:賃貸保証会社を入居者が選ぶことは「99%不可能」

 

残念ながら、現在の賃貸ルールにおいて、入居者が「私はA社を使いたい!」と指定することは**原則不可能**です。

物件情報の備考欄に「保証会社利用必須(○○保証に限る)」と書かれていれば、それに従うか、その部屋を諦めるかの二択になります。

 

なぜ入居者が選べないのか?

 

最大の理由は、保証会社というサービスの**「守る対象」**にあります。

 

保証会社の役割

  • お金を払う人:入居者
  • 守られる人(利益を得る人):大家さん・管理会社

 

保証会社は、入居者が家賃を滞納した時に、大家さんに家賃を立替払いします。
つまり、大家さんにとっては**「確実に立替えてくれる、信頼できるパートナー」**でなければ意味がないのです。

家賃保証コンサルタント
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「安いけど潰れそうな保証会社」を入居者が勝手に連れてきても、大家さんは怖くて契約できませんよね。だから「私が指定した会社を使ってね」となるわけです。

 

【業界の裏側】不動産会社が特定の保証会社を指定する「黒い理由」

geralt / Pixabay

 

ここからが本題です。
大家さんが「安心のため」に選ぶのは理解できます。しかし、実際には**仲介する不動産会社(管理会社)が保証会社を決めている**ケースがほとんどです。

なぜ彼らは、特定の保証会社(しかも保証料が高いところ)をあなたに勧めてくるのでしょうか?

 

理由1:バックマージン(キックバック)が入るから

 

これが最大の理由です。
不動産会社が入居者を特定の保証会社に加入させると、保証会社から不動産会社へ**「紹介料(代理店手数料)」**が支払われます。

 

お金の流れ(例)

  • 入居者が払う保証料:30,000円
  • 保証会社から不動産屋へのキックバック:5,000円〜10,000円

 

不動産会社としては、キックバックが多い保証会社を使わせた方が儲かります。
「審査が早いから」「安心だから」ともっともらしい理由をつけて、**自社の利益になる保証会社を指定している**のが現実です。

 

理由2:業務の手間が省けるから

 

不動産会社は複数の保証会社と提携するのが面倒です。
「うちは日本セーフティー1本でいく!」と決めていれば、申込書のフォーマットも統一でき、事務作業が楽になります。入居者の選択肢よりも、**自社の業務効率を優先**しているパターンです。

 

理由3:審査を通しやすい会社を知っているから

 

これは入居者にとってもメリットになり得ますが、不動産会社は「この人の属性なら、この保証会社なら通る」というノウハウを持っています。
審査に落ちて契約が流れるのを防ぐために、あえて審査の緩い保証会社(その分、保証料が高いことが多い)を指定することもあります。

 

指定された保証会社が「嫌」な場合の対処法3選

 

「保証料が高すぎる」「評判が悪い会社だから使いたくない」
そう思った時、入居者がとれる対策は以下の3つです。

 

1. 別の不動産会社から申し込む(仲介会社を変える)

 

これが最も効果的な裏ワザです。
実は、同じ部屋(物件)でも、**紹介する不動産会社によって「使える保証会社」が違う**ことがあります。

* A不動産:保証会社X(保証料100%・キックバック重視)を指定
* B不動産:保証会社Y(保証料50%・良心的)を指定

家賃保証コンサルタント
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レインズ(不動産業者専用サイト)に載っている物件なら、どの不動産屋でも紹介可能です。「この物件、他の保証会社で契約できませんか?」と別の不動産屋に聞いてみる価値はあります。

 

2. 交渉してみる(ダメ元で)

 

申込書を書く「前」であれば、交渉の余地はゼロではありません。

「この保証会社は過去にトラブルがあって使いたくない」
「初期費用を抑えたいので、もう少し安いプランのある保証会社はありませんか?」

と正直に伝えてみましょう。不動産会社が複数の提携先を持っている場合、「じゃあこっちにしますか」と変更してくれる可能性があります。

 

3. そもそも保証会社不要の物件を探す

 

交渉が面倒、あるいはキックバック重視の不動産屋に嫌気がさした場合は、**「保証会社不要」**の物件を選ぶのが正解です。

 

保証会社不要の代表例

  • UR賃貸住宅:保証人・保証会社ともに不要
  • ビレッジハウス:独自審査のため保証会社不要
  • 大家さんと直接契約:ジモティーなどで募集している物件

 

特にビレッジハウスは、敷金・礼金・仲介手数料・更新料がすべて0円で、保証会社も不要です。初期費用を抑えたい方には最強の選択肢と言えます。

 

契約前にチェック!「保証料」の適正相場を知ろう

 

言われるがままに支払う前に、その金額が適正かどうか確認しましょう。
あまりに高額な場合、管理会社が上乗せ(中抜き)している可能性があります。

 

一般的な保証料の相場

  • 初回保証料:総家賃の50%〜80%
  • 年間更新料:1年ごとに10,000円 または 総家賃の10%

 

もし「初回100%」「更新料3万円」などと言われたら、明らかに相場より高いです。
「なぜこんなに高いのですか?」「他のプランはありませんか?」と質問することで、ボッタクリを回避できるかもしれません。

 

まとめ:仕組みを理解して賢くお部屋探しを!

 

賃貸保証会社を入居者が自由に選べないのは、業界の構造上、仕方のないことです。
しかし、「なぜその会社なのか?」を知っていれば、対策を打つことは可能です。

 

今回のポイント
  • 保証会社を決めるのは「大家さん」または「不動産会社(代理店)」
  • 不動産会社はキックバック目当てで高い会社を指定することがある
  • 納得できない場合は、別の不動産会社で同じ物件を扱っていないか探す
  • どうしても嫌ならビレッジハウスなどの保証会社不要物件へ

 

「指定だから仕方ない」と諦めず、複数の不動産会社に問い合わせるなどして、少しでも損をしない選択をしてくださいね。

 

保証会社も仲介手数料も不要!

審査に通すための最終チェックリスト

  • 家賃が手取りの 1/3 以下になっているか?
  • 勤務先情報・緊急連絡先に誤りがないか?
  • 緊急連絡先に「電話が来る」ことを伝えてあるか?
  • 過去に滞納がある場合は理由を説明できるか?
  • 書類(免許証・給与明細など)は最新のものを用意したか?

▼ もっと詳しく知りたい方はこちら

▶ 賃貸審査の全体像をプロが解説

よくある質問(Q&A)

Q. 審査に落ちる人の一番多い原因は何ですか?
A. もっとも多いのは「収入と家賃のバランスが合わない」ケースです。次に多いのは「勤務先・緊急連絡先への電話がつながらない」ことです。

Q. 無職でも審査に通りますか?
A. 条件付き(連帯保証人あり・預金残高証明)で通る保証会社もあります。

Q. どの保証会社が審査に優しいですか?
A. 信販系より独立系保証会社の方が柔軟で、低収入・非正規の方でも通るケースが多いです。

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「落ちそう…」「どの保証会社なら通る?」「家賃設定は適切?」など、ひとりひとり状況は違います。
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家賃保証コンサルタント

この記事を書いた人 賃貸保証会社で15年以上の実務経験を持つ現場担当者。延べ数千件以上の契約・審査・滞納・訴訟対応を経験。現在は保証・賃貸トラブルを専門に情報発信中。

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