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全保連の代位弁済を業歴15年が詳しく解説!ポイントも公開!

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悩んでいる人
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『全保連に加入していて家賃滞納するとブラックリストになるのか?』

『全保連で家賃滞納すると次に審査を受ける場合は審査に通らないのか?』

このような悩みを解決します。

 

家賃保証コンサルタント
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何故なら、賃貸保証会社に私自身15年以上在籍しており、全保連の代位弁済についての流れを熟知しているからです。

 

実際に、エンドユーザーである入居者さんにとっても、全保連の代位弁済については非常に気になる所だと思います。

 

この記事を読み進めて頂くと、全保連に代位弁済されると言う意味とその際の具体的な流れ、注意ポイント、対処方法などがわかります。

 

記事を読み終えた後には、全保連に代位弁済されてしまっても、正しい立ち振る舞いが出来るようになっています。

家賃が足りない!そんな時には

家賃保証会社へ家賃が支払えない!業歴10年が対処方法を伝授!

 

 

全保連に代位弁済されると言う意味

 

全保連の代位弁済とは、一言で言うと『家賃を立て替えられる』です。

 

大家さんや不動産会社さんが、入居者の家賃滞納があった場合に全保連へ家賃の立て替え申請をします。大家さんや不動産会社さんは全保連が家賃を立て替えてくれるので『家賃督促』をしないで良いと言うメリットがあります。

 

全保連に保証加入されている方も、家賃を滞納してしまうと、全保連に家賃を立て替えられてしまう!と認識しておきましょう。

 

全保連の代位弁済の期限

 

各保証会社には『免責』と言うものがあります。この免責とは、『〇〇までに代位弁済の手続きをしてくれなければ家賃を立て替えません!』と言う期限になります。

 

全保連はこの免責が30日になっています。

 

家賃保証コンサルタント
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全保連を利用している大家さんや不動産会社さんは家賃の支払い期日から10日までは様子を見て、それでも支払いがないようであれば全保連に代位弁済をかける流れが多いです。

 

全保連に代位弁済されるとブラックリスト入り

 

残念ながら全保連に代位弁済されてしまうと、その事実は記録として残り、ブラックリスト入りします。

 

一回でも履歴が残るので大変です。

 

全保連のブラックリスト入りしてしまった場合のデメリットは、履歴が残るので次の審査に通らなくなる?と言う支障が幾分か出てしまうことでしょう。

 

全保連で家賃滞納すると督促請求が来る!

家賃保証会社である『全保連』へ保証加入して万が一、家賃滞納してしまった場合?

  • 全保連からどのような家賃督促がくるのか?
  • 何か?対処方法はあるのか?
  • 注意しないといけないことあるのか?

この3点は誰もが気になる所だと思います。

 

実際に全保連へ加入されている方が家賃滞納をしてしまうと、当然ながら全保連より家賃督促されます。

 

家賃滞納は推奨するものではありませんので、この記事でも家賃滞納された方に対して、家賃滞納そのものを無かった事にしてしまうようなミラクルな回避方法をお伝えする事はできません。

 

家賃保証コンサルタント
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しかしながら、全保連からの督促請求に関する対処方法や注意点をお伝えする事はできますので、参考にして頂けると幸いです。

 

全保連で家賃滞納するとどうなる?

全保連へ保証加入していて、万が一家賃滞納してしまうと、『家賃督促される』のは冒頭でも説明させて頂きました。

 

具体的には、どのような手順で全保連の家賃督促が進むかと言うと

 

ステップ①

全保連のコールセンターから家賃の振り込み案内や案内文書が自宅に届きます。言い方・書き方は非常に柔らかい印象を受けると思います。

 

どちらかと言うと、督促と言うよりは『家賃支払いに関するお伺い』と言った所です。ちなみに電話連絡をしてくるのも、全保連コールセンターの女性の方になると思います。

 

うっかり忘れで支払っていない方であれば、この時点で支払っておいた方が無難です。家賃滞納は、引っ張れば引っ張るほど後々支払いが苦しくなります。

 

家賃保証コンサルタント
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初期段階で解消しておけばその分、楽にはなります。

 

ステップ②

家賃を2ヶ月分ほど滞納してしまうと、各エリアにある支社・支店に在中している管理部に家賃滞納分の債権が降りてきます。

 

主に全国にある支社・支店の管理部の方での対応になってくるので、電話で催促される場合には言い方が少し強めに感じるかも知れません。

 

又、電話連絡に出ないと場合によっては頻繁に全保連の督促担当者からのお部屋訪問されての督促もされてくるでしょう。

 

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しかし、全保連も大手の保証会社です。コンプライアンスもしっかり守られた家賃督促にはなりますので、それこそ暴言を吐いてくるとか、お部屋への訪問時に扉をドンドン叩くなんて行為もないでしょう。

 

ステップ③

全保連は大手の保証会社になります。従って、家賃滞納された方との無駄な接触はしません。

 

もっと言うと、見切りが早く明け渡し訴訟に移行するのが早いとも言えます。いわゆる、法令遵守です。

 

言い方を悪く言うと、『家賃を払ってもらえないなら法に乗っ取ってお部屋を早々に退去させる!』こんな考えが強いと言う事です。

 

明け渡し訴訟になると、家賃滞納者には内容証明が届いて終いには裁判所への出廷命令が書面にて来ます。さらに裁判所へ出廷しないと、判決は直ぐにおります。

 

勿論、全保連側の勝訴です。

 

家賃保証コンサルタント
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家賃滞納されている方に対しての訴訟ですから、家賃滞納された方が勝つ事はまず、難しいでしょう。しかし、言い分があれば、裁判所へしっかりと出廷して述べるべきです。

 

ステップ④

全保連へ滞納分家賃を支払わない方は最終的には強制執行を受けて、お部屋の退去となります。この強制執行に関しては、その名の通りの強制力がありますので、お部屋の退去は絶対です。

 

万が一、強制執行時にお部屋へ居たとしても、出ていかないといけません。言い訳はこの時点では、残念ながら通用しません。

 

何故なら、こうなる前には再三に渡って、電話連絡や手紙による書面が送られているからです。

 

いわゆる、猶予はいくらでもあったと言う事。潔くよくお部屋は退去しましょう。

家賃保証会社へ家賃が支払えない!業歴10年が対処方法を伝授!

 

全保連からの家賃督促で滞納された方が注意すること

 

家賃滞納された方は全保連から家賃督促されます。

 

当たり前と言えば当たり前ですが、ここで『全保連からの家賃督促で注意して欲しい事』が何点かありますので紹介していきます。

 

注意①『電話にでない』

家賃滞納する方にとって、家賃を支払えるお金がないから支払えない!この言い分はわからないでもありません。

 

ですから全保連から催促の電話が来ても出づらくなるのもわかります。

 

しかし、まったく電話に出ないでいるのも問題です。何故なら、何も解決しませんし、最終的にはお部屋を出ていかなければならないからです。

 

もし?

『全保連も流石に裁判してでも今の部屋を出ていくようにはしないだろう!』

 

このような考えがあるようであれば、まったく持って間違いです。

 

寧ろ逆に、電話に出ないで無視を続けると、今のお部屋を退去させられる時間が早くなるだけです。全保連からの家賃督促による電話には極力出た方が身の為です。

 

実は全保連もなるべく訴訟にはしたくない考えはあります。何故なら経費がかかるからです。賃貸のお部屋を通常裁判で強制執行までしようとすると、ケースバイケースですが1件あたり40万〜60万円かかります。

 

結構な費用がここには必要になります。

 

流石に、全保連は保証会社でありますから、提携先弁護士を利用して、ここまでのコストはかけていないとは言え、1件あたりの費用負担が増す事には変わりありません。

 

ちなみに、この訴訟費用は家賃滞納者である契約者へ後で請求する事になります。いづれにしても、電話には出た上で、支払い方法を全保連の担当者と模索した方がベストです。

 

勿論、『どのように家賃を支払っていくのか?』を言及はされますが、中には分割での支払いにも応じてもらえる事もあります。

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支払い意欲さえあれば、全保連の担当者も強引なことはしてきません。電話にでれなければ折り返しの電話を入れる!ここは意識しておいた方が良いでしょう。

 

注意②『支払い意欲を示さない』

『家賃は支払えません!支払う事は今後もできません!』こんな事を一方的に主張されては、全保連の担当者から愛想尽かされて即、明け渡し訴訟に移行される可能性大です。

 

『いわゆる早々に見切りをつけられてしまう!』と言う事なんですが、これではお部屋の退去がどのみち早まるだけです。

 

流石に家賃滞納されていて、且つその家賃を支払う意欲すらないと言う事は見切られるのも仕方ありません。

 

どのように家賃滞納してしまった分を今のお部屋に住み続けながら支払っていくか?』ここは、全保連の担当者と真剣に考えた方が良いでしょう。

 

その中でいくつか選択権は生まれます。

  • 毎月滞納分家賃を分割で支払う
  • 家賃が安い所へ引っ越す
  • 周りの頼れる方へ頼ってみる

などなど、一概に良い結論だけが出るとは申し上げにくいものの、家賃滞納金額を無駄に多くするよりはマシだと思います。

 

勘違いしてほしくないのですが、全保連は契約者が家賃を滞納するたびに、その裏では家主さんや管理会社へその家賃を立替ています。

 

そして、その立替た家賃を後から契約者へ請求して回収するのが本来の仕事です。

 

もう一度言いますが、立替られた家賃は後からしっかり請求されます!期限はありませんので、どこに逃げようとも全保連から請求はされる事を理解しておいてください。

 

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支払い意欲を初めからださないよりは、意欲はあって、解決方法を模索している意志だけは全保連へ示した方が断然、良いと思います。

 

 

注意③無駄な費用負担

全保連への保証加入で、家賃滞納するたびに実は全保連に対して違約金が発生しています。金額にして2020年現在で2,000円(税抜)になっています。

 

これが毎月家賃を立替られるたびに契約者へ降りかかってきます。チリも積もれば山となるです。

 

60,000円の家賃であれば、違約金を含めた62,200円(税込)を全保連に返済しないといけません。翌月も家賃滞納して立替が発生すると同様です。

 

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無駄な費用負担が発生しないよう気をつけましょう。

 

注意④連帯保証人へ迷惑がかかる

全保連へ保証加入した際、連帯保証人を付けられている方もいらっしゃると思います。契約者が家賃滞納すると、連帯保証人にも請求がいきます。そうすると、かなり迷惑をかけてしまいます。

 

しかし、連帯保証人と言うのは、そもそも契約者本人と同様な連帯責任を受けなければならない為、仕方ないと言えば仕方ないです。

 

しかし、せっかくなってもらった連帯保証人に迷惑をかけてしまうとなると、通常では避けたい所でしょう。

 

しかも、お金の事になりますので…

 

まとめ

  • 全保連からの督促電話からは逃げずに、支払っていきたい考えだけは示そう
  • 家賃滞納すると、別途手数料を全保連から請求される(現状では家賃+2,000円税別)
  • 連帯保証人にも請求がいってしまう
  • 家賃滞納履歴は残ってしまうので、次に審査を受けても通らない

全保連での滞納に対しては、家賃滞納されてしまった方も十分に気をつけないといけません。

 

家賃滞納したままでその後、支払わないで済む事は100%あり得ませんので気を付けてください。支払わないで良くなるミラクルな方法は存在しませんので、家賃のお支払いに関しては、なるべく滞納なされないのがベストです。

 

しかし、中には家賃滞納したくて、しているわけでもない方もいらっしゃると思います。その場合は、国の助成金を利用した制度を有効活用してみては如何でしょうか?

 

数ヶ月の家賃支払いを自治体からしてくれたり、給付金を頂ける制度もあります。

 

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現在、コロナ影響もあって、このような制度が再注目されているのもありますし、制度自体を受けれる方の対象も大きく緩和されています。

 

是非、検討してみてください。

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