結論:更新料は「払う前提」。ただし“回避できるパターン”もある
- 更新料(継続保証委託料)は、加入後1年ごとに請求されるのが一般的
- 払わない(拒否する)のは基本NG:契約書に支払い条項があり、督促対象になります
- 回避できるのは主に3パターン:①契約前に「更新料なしプラン」を選ぶ ②更新前に退去 ③月額型など“商品設計”が違う物件に当たる
Contents
賃貸保証会社の「更新料(継続保証委託料)」とは?
賃貸保証会社の更新料とは、保証契約を継続するために、一定周期(多くは1年)で発生する費用です。
家賃保証に加入している限り、毎年(またはプランに応じて)発生し、請求書が届きます。
「入居(保証開始)から1年が近づくと、保証会社から“更新料の請求書”が郵送される」という仕組みです。
更新料はいつ・どうやって請求される?(発生タイミング/支払い方法)
発生タイミング
更新料は通常、保証開始日(入居日)から1年後に発生します。
請求書は、更新日の少し前(数週間〜1か月前など)に届くことが多いです。
支払い方法(多いのはこの2つ)
- コンビニ払い(払込票)
- 銀行振込
「放置」は督促ルートに入るので、結果的に面倒が増えます。
更新料の相場は?「年1万円」が多いが、例外もある
更新料は“年1万円”が多い
実務上、更新料は年1万円に設定されているケースが非常に多いです。
(独立系/大手の多くでこの価格帯が目立ちます)
- 日本セーフティー
- 全保連
- Casa
- JID(日本賃貸保証)
- オリコフォレントインシュア
- フォーシーズ
- ジェイリース
ただし“更新料0円”のパターンもある(条件付き)
更新料が0円になる(または“更新料という名目がない”)のは、主に商品設計が違うパターンです。
- 月額型(家賃と一緒に毎月1%前後など):年更新がない代わりに、毎月課金
- 初回のみ高いプラン(更新料なし):初回が80〜100%など上がることがある
- 管理会社・物件側が用意している特定プラン:入居者が選べないケースが多い
更新料を払わない(拒否する)のは基本NG:現実に起こること
「聞いてない」「納得できない」という主張が通るケースは多くありません。
なぜなら、保証会社加入時の保証委託契約書に支払い条項が入っていることが通常だからです。
・督促(電話/郵送)が来る
・管理会社/仲介会社にも連絡が行くことがある
・滞納扱いになり、今後の審査で不利に働くリスクもある
【重要】更新料を“払いたくない”人への現実的な対策3つ
ここが一番大事です。
更新料を止めるには、「契約前」か「更新前」の動きがほぼ全てです。
対策①:契約前に「更新料なしプラン/月額型」を選べる物件に寄せる
更新料を避けたいなら、契約前の見積もり段階で次を確認します。
- 保証会社のプラン名(年更新/月額型/初回のみ等)
- 初回保証料と更新料の両方(片方だけ見ない)
- 支払い方法(毎月型は実質上乗せになることも)
対策②:更新料の支払い期限までに退去する(唯一の“確実寄り”)
すでに加入していて「どうしても払いたくない」場合、現実的に効くのはこれです。
更新料の支払い期限が来る前に退去すれば、更新料を支払う義務が発生しない(または発生しにくい)ケースがあります。
期限の前に解約・退去しておけば更新料を回避できる可能性があります。
対策③:管理会社・不動産会社に「支払い猶予/方法」を相談する(可能性の話)
更新料そのものを“ゼロにする”のは難しいですが、支払い方法(期限・分割・再発行)は柔軟に対応してくれるケースがあります。
- 請求書を紛失した → 再発行
- 期限に間に合わない → 相談(猶予の可否は会社次第)
- 振込が難しい → 支払い手段の確認(コンビニ票/振込)
更新料なしプランは本当に得?(居住年数で損得が逆転)
更新料なしは“初回が高い”ことが多いので、何年住むかで損得が決まります。
更新あり
初回:25,000円(50%)
更新:10,000円 × 3年=30,000円
合計:55,000円
更新なし
初回:40,000円(80%)
更新:0円
合計:40,000円
よくある質問(FAQ)
更新料は払ったら返金されますか?
基本的に返金されません。契約書(保証委託契約)に「返金しない」旨が記載されていることが多いです。
更新料の請求書が届かない場合は?
住所変更の未連絡、郵送事故、管理会社側の手続き遅れなどがあります。放置せず、保証会社または管理会社へ確認しましょう。
更新料を払わないとどうなりますか?
督促対象になります。管理会社にも連絡が入り得ます。今後の審査で不利になるリスクもあるため、放置は避けるべきです。
まとめ:更新料で揉めないために「最初の見積もり」で決まる
ポイントの整理(ここだけ覚えてOK)
- 更新料は“払う前提”で考える(拒否は基本NG)
- 0円の可能性はあるが、プラン設計(初回高い/月額型)を確認
- 払いたくないなら:契約前にプラン確認/更新前に退去(これが現実的)
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