賃貸物件を借りられる時に、『家賃保証会社への加入必須条件』があれば、お部屋の初期費用とは別に家賃保証会社へ入居者が初回保証委託料と言う費用を払わないといけません!
入居者にとってはこの初回保証委託料が安ければ安いほど費用負担が少なくなるので良いと思いますが、果たしてこの初回保証委託料って減額する事が出来るのでしょうか?
こんな状況化を加味すれば、『何だか家賃保証会社へ費用負担しなければならない初回保証委託料も何とかなるのでは、、、。』なんて?考えられる方がいてもおかしくないですよね!
今回は家賃保証会社へ支払う初回保証委託料の減額交渉術をお教えします!!
Contents
家賃保証会社へ支払う初回保証委託料!
先に結論から言ってしまいますが、家賃保証会社への初回保証委託料を値下げする事は簡単には出来ません(笑
入居者側でどんな交渉術を使っても簡単には無理です。
又、家賃保証会社を利用している不動産会社が初回保証委託料を勝手に値引きする権限なんて一切ないんです。なので、お部屋を借りられる方がどれだけ不動産会社さんに家賃保証会社への初回保証委託料を減額するように頼んでも不動産会社さんが困るだけです。
賃貸保証会社歴15年の裏技
しかし、ここで終わっては身も蓋もありません!
『今回は家賃保証会社に加入する際に支払わないといけない初回保証委託料の減額方法です。』違う角度からの方法にはなりますがとっておきの方法をピックアップしてみました!
2~3社の家賃保証会社を取り扱う不動産会社がねらい目!
今回のテーマは初回保証委託料の減額ですが、ここまでで既に減額の道は閉ざされました。何度も言いますが家賃保証会社は保証料を一切減額しません。
『何とか他にお値打ちに出来る道はないんでしょうか?』
実は家賃保証会社を複数取り扱っている不動産会社であれば交渉の余地ありです。
複数の家賃保証会社を取り扱っている不動産会社が狙い目!
今では2〜3社の家賃保証会社を当たり前のように利用している不動産会社は非常に多いです。これは、審査上の問題を加味した取り扱いになります。
例えば、A社の家賃保証審査が落ちたら、B社で審査を通すやり方を行なっているからです。
しかし、実際には『メインの家賃保証会社はここ!』っと1つの保証会社に日頃の利用を不動産会社から決められているのが現状です。
基本的には決められた家賃保証会社がある
何故?このような事が起こってしまうかと言うと不動産会社が
•使い慣れている家賃保証会社を入居者へ推奨する
•日頃から審査が通りやすい保証会社を優先して利用している
•家賃滞納が発生した時の家賃保証会社の保証内容が充実している
などが挙げられます。
家賃保証会社の商品内容(保証委託料)次第で初期費用に大きな影響!
このような不動産会社の思惑からきているのですが、こんな状況の中、初回保証委託料として月額賃料の100%を取る家賃保証会社にあたってしまっては、初期費用の負担が大きいですよね。
■5万の家賃なら家賃保証会社に5万円の費用負担!
■6万の家賃なら家賃保証会社に6万円の費用負担!
ちなみに5万円の家賃で30%の費用負担だけで済む家賃保証会社だったらどうでしょう?仮に5万円の家賃で15,000円!6万円の家賃で18,000円だけの負担です!!
先に述べた上記金額と比べてもやたらと差があります、、、。金額にしてみるとこの差は何だかバカバカしいですね(笑
言うか言わないか?
はっきり言ったもん勝ちかも?
『家賃保証会社への保証加入はわかったけど、初回保証委託料は費用負担が少ない安い所で!』
不動産会社に頑なに拒まれる事も当然ながらありますが、『そこまで言われたら、、、。』なんて事もあるかと思いますのでとりあえず言いましょう!(笑
いや、言った者勝ちです!!断言しちゃいます!不動産会社の最大目的は、あくまでもお部屋を仲介したことによって得られる、仲介手数料を頂くことですからね。ミスミス、お客様を逃がしたくないのが、本音です。
不動産会社がもらう手数料分を値下げ?
実は賃貸保証会社を取り扱っている不動産会社(代理店)は保証会社からキックバック(手数料)をもらっています。
1件成約で月額賃料の10%だったり、保証委託料の10%が相場です。
不動産会社に入る手数料を交渉してしまう!
賃貸保証会社を取り扱っている不動産会社も、この手数料は大きな収入源になっています。
しかし、入居者からしてみれば、ここに着目して交渉してみるのも、一つの手です。
50,000円の家賃に対して月額賃料の10%キックバックだとすると5,000円が不動産会社の懐に入る計算です。
ここの5,000円分を値下げしてもらうのです!
中には『保証会社へ加入してくれればそれで良い!』って不動産会社!多いですよ。だって仲介手数料はもらえるんですから!!
まとめ
賃貸保証会社の保証委託料は安易に値下が出来ません。原則は提示された金額を負担しなければなりません。
しかし、賃貸保証会社の中でもこの保証委託料の設定は様々です。いわゆる高い、安いがあるのを覚えておきましょう!
今では各不動産会社は賃貸保証会社の取り扱いは複数の取り扱いと変わってきています。安い賃貸保証会社を利用する事は入居者側で何とか出来る唯一の交渉です。
是非、試してみて下さいね!