賃貸保証会社が行う審査の流れの課程で在籍確認を入れる保証会社があります。
『在籍確認とは?』
賃貸保証会社に申し込んできた入居者(申込者)の働いている職場へ賃貸保証会社から審査時に電話連絡を入れる行為です。
要するに、賃貸保証会社からしてみれば、申込書に記載されている職場(勤務先)で申込者が本当に働いているか?どうか?の確認です。
『それならそれで良いのでは?』
と安易に考えてしまう方もいるかもしれませんが、そうでもない方もいらっしゃいますよね!?
気がかりになる方もいて当然です。
今回は『賃貸保証会社の審査時における在籍確認』に注目して、その流れを具体的に紐解いていきましょう!
Contents
賃貸保証会社の在籍確認はいきなりやってくる!
保証会社の審査を受けられる方は、賃貸保証会社へ申込の意思を示す上で『保証委託申込書』と言う保証会社専用の申込書に自分自身の内容を記載していきます。
名前、住所、電話番号、年収、勤務先etc
そこで申込書を受け取った賃貸保証会社は申込者への保証審査を勧めていくわけですが、勤務先への在籍確認は保証会社のタイミングで電話されます。
ですので、、、。
いきなり保証会社から自身の勤務先(職場)に電話連絡が入ってしまうので注意して下さい。
気になる賃貸保証会社からの在籍確認方法!
これが一番気になる所だと思います。
『どんな感じで?又、どんな話し方で?自分の職場に賃貸保証会社から電話連絡を入れられるのか?』
これに関して具体的に説明していきますが、まず賃貸保証会社からの電話内容はこんな感じが一般的です。
『○○と申しますが□□さんいらっしゃいますか?』
そして
『□□はただいま席を外しておりますが?』
このような対応を仮にされたとして、賃貸保証会社の反応は?
『在籍確認OK!!』
となります(笑
そうなんです!いとも簡単に賃貸保証会社からの在籍確認は終わっちゃいます。
『□□は席を外してます!』と言われれば確かにその会社にいる(在籍している)事が伺えます。
いなければ『そんな人!いません!!』ってなりますからね。
別に申込者本人が電話に出なければならない!なんて事はないのでご安心を!!
これで審査時における賃貸保証会社からの在籍確認は終了です。
どうしても自分の勤務先へ電話連絡を入れてほしくない方の対処方法!
賃貸保証会社からのいとも簡単な在籍確認!
しかし、どうしても自分の勤務先へ電話連絡を入れてほしくない方だっていますよね?
その場合はどうしたら良いのでしょうか?
一つの方法として、自分の勤務先である『社会保険証』を審査時に提出すると言う方法があります。
賃貸保証会社の審査を受ける際は必ず本人確認書類の提出を求められます。
その中でほとんどの方が自分で持っている運転免許証を審査時の本人確認書類として保証会社へ提出しがちです。
確かに顔写真もついていますし、自分の本人確認書類として提出するには一番しっくりきます。
しかも?ほとんどの方が常に携帯しているでしょう!
ですので、今回のように在籍確認を保証会社から入れられたくない方は『社会保険証』を提出しましょう!
社会保険証を見れば賃貸保証会社もその会社に勤めている事ぐらいは一目瞭然にわかりますからね。
『賃貸保証会社から在籍確認を入れられない方法=社会保険証の提示!!』
覚えておきましょう!
社会保険証も提示できないが何とか在籍確認をなくす方法!
『自分は社会保険証も提示できない!』でも自分の勤務先にだけは絶対に賃貸保証会社から電話連絡を入れてほしくない!
こんな方が実際にいるかどうかわかりませんが(笑
もしあったら?と想定して一応、方法を記載しておきます。
この場合は2つの方法があります。
一つ目は
『在籍確認を取らない賃貸保証会社の審査を受ける!』です。
これは先にも述べたように全ての賃貸保証会社が審査時に在籍確認(勤め先への電話)をいれている訳ではありません。
中には審査の課程の中で在籍確認なんて必要ない!と言う保証会社もあるのです。
そもそも在籍確認を取らない保証会社であれば心配する事はないですからね。
ちなみに現在、在籍確認を取らない大手保証会社としては
①日本セーフティー
②Casa(カーサ)
③エルズサポート
に、なります。
でも、『最終確認はしっかりとっておいた方が良いので、お部屋探しを任せている不動産会社を通じて事前確認はしておきましょう!』
事前に不動産会社へ相談しておけば賃貸保証会社から審査時に入居申込者へ在籍確認が入るか?どうか?の確認をしてもらえると思います。(多分、、、。)
そして、二つ目は
重複してしまいますが、不動産会社を利用して在籍確認をなくす方法です。
これは、意外に単純な方法で不動産会社の担当者に賃貸保証会社からの在籍確認をなくすようお願いしてもらうのです。
『不動産会社の担当者からと言うのがポイントです!』
賃貸保証会社の主な取引先は言わずと知れた不動産会社です。
各不動産業者が数ある保証会社から自社に見合う賃貸保証会社の代理店になっています。
取引きしている関係性である賃貸保証会社からしてみても、代理店である不動産会社からの頼みとあっては無下に断りにくい面があるのが正直なところ!
100%とはいかないまでもやる価値は十分にある方法です。
しかし、これには在籍確認をいれてほしくない明確な理由付けが必要です。
ただ、単純に『自分の勤務先へ電話してほしくないから!』と言った理由は厳しいので、『勤務先へ連絡を入れられてしまうとこうなってしまう!』などの理由が明確に言え、尚且つ相手を納得させるようにしておきましょう!
まとめ
賃貸保証会社からの審査時における在籍確認は非常にシビアです。
在籍確認を取れない審査は基本的には審査落ちします。
賃貸保証会社も『もしも?』の時に備えての審査はしっかりやっています。
そして今はバーチャルオフィスなんてものが存在してきています。
これは、勤務先の情報を何らかの審査時に記載ができない方に向けたビジネスで会社名、住所、電話番号を名義貸して、
『もちろん何かしらの審査時の在籍確認も私どもで対応しますよ!』
と言う会社です。
名義を貸した見返りに依頼者からお金を払ってもらうビジネスですね。
何だか凄いビジネスもあるもんです。
でもこれ!?
賃貸保証会社はお見通しですのでご用心を!!
はっきり言って、虚偽申告ですから審査も『否決』で終わるでしょう。
変なものに手を出しちゃうと後々痛い目にあいますよ!
まあ、あまりないと思いますが(笑