
『賃貸保証会社の審査で落ちた…。』
『次の保証会社で再審査を受けるけど、前に落ちてるのが不安…』
この悩み、めちゃくちゃ多いです。
しかし安心してください。この記事では **審査落ち → 再審査で通るケースと通らないケースの違い** を、業界歴15年以上の私がわかりやすく解説します。
この記事を読めば、再審査の「通し方」がすべてわかります。

「気に入った物件の審査に落ちた…」「次で絶対に通したい…」
そんな方のために、この記事では **“再審査で通す方法だけ”** を徹底的に解説します。
Contents
賃貸保証会社の再審査は「同じ会社」だと99%通らない
結論、これが現実です。
= 一度NG → 再審査しても結果は変わらない

✔ 不動産会社を変えてもNG
✔ 号室変更だけでもNGのまま
✔ 記入内容を少し書き換えてもバレる
保証会社は **一度NGなら、その人の根本的な属性に問題がある** と判断しています。
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なぜ審査結果は変わらないのか?
保証会社の審査は
- 収入
- 勤務先
- 過去の家賃滞納歴
- 信用情報
- 他社保証利用歴
これらをAIと審査担当者が総合的にチェックします。
1度NGが出る= **“その属性のままではリスクが高い”** と判断されているため、再審査しても同じ結果になります。
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同じ保証会社で再審査が通る「例外的なケース」はこれだけ
例外はあります。
下記のいずれかに当てはまる場合は、同じ保証会社でも再審査が通る可能性があります。
- 連帯保証人を付ける・変更する
- 保証会社から追加書類を求められ、それを提出できた場合
- 申込書の重大な記入漏れ(勤務先の記載漏れなど)があった場合
- 号室変更などの“物件再申込”による再審査(まれに通る)

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再審査で通りやすい保証会社・通りにくい保証会社
- Casa(カーサ)
- フォーシーズ
- JID(日本賃貸保証)
■ 再審査の余地あり
- 全保連
- 日本セーフティー
「連帯保証人を追加すれば再審査するよ」というスタンスの会社は、後者の2社。
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審査に落ちる理由の大半は「過去の家賃滞納」
落ちる理由は多く見えて実はひとつ。

これがある場合は、次の保証会社も高確率で落ちます。
しかし、対策方法はあります。
(※後半で解説します)
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不動産会社を変えても審査結果は変わらない
よくある誤解がこれ。
> B社で保証会社の審査に落ちた
> → C社へ行けば通るかも?
これは **完全に間違い** です。
不動産会社の違いは全く関係ありません。
保証会社の審査は **保証会社本体の判断であり、不動産会社は関係ない** からです。
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ただし、「保証会社そのもの」を変えるのは有効
A社で落ちても
→ B社なら普通に通ることは多いです。
保証会社ごとに審査基準が違うため、これは普通にあります。
賃貸保証会社の再審査で通るために必要な“絶対条件”
再審査で通るかどうかは、たった1つのポイントで決まります。
審査担当者の目線で見ると、
初回NGの原因が改善されていなければ、審査結果は100%変わりません。
ではどう改善すべきか?
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① 連帯保証人を付ける(最強の対策)
15年以上審査を見てきましたが、
「連帯保証人の追加」ほど効果のある対策は存在しません。

✔ 両親
✔ 兄弟姉妹
✔ 勤務先の代表
✔ 親族
誰でも構いませんが、信用力の高い人を付けると通過率が一気に上がります。
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② 保証会社が求めた追加書類をすぐ提出する
追加書類を求められる=
「通す方向で検討してくれている」サインです。
提出が遅れると
→ 「管理能力が低い」と判断されNGになることがあります。
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③ 申込書の記入漏れ・誤記入を正す
保証会社が最も嫌うのは「虚偽記載」。
例:
- 年収を盛る
- 勤務先を曖昧に書く
- 雇用形態を誤魔化す
- 勤続年数を変える

正しい情報に修正したうえで再審査を依頼するのは有効です。
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再審査で絶対に通らないケース
以下に当てはまる場合は、どの保証会社でも非常に厳しいです。
- 過去に家賃滞納 → 保証会社から代位弁済されている
- 自己破産・債務整理の履歴がある
- 収入が著しく低い・職業が不安定
- 水商売・ギャンブル歴などリスク職種
- 申込内容に虚偽があった
過去に保証会社へ迷惑(代位弁済)をかけている場合、
再審査はほぼ通りません。
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審査に不安がある方へ:保証会社不要の物件を選ぶという選択肢
実は…
審査がゆるく、過去に審査落ちした人でも通りやすいです。
驚く人もいますが、
ビレッジハウスの審査は「勤務先」「収入」のみが中心で、
過去の滞納歴にそこまで厳しくありません。

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お部屋探しの窓口を変えても意味がない理由
「A不動産で審査NG → B不動産で再挑戦」
これは意味がありません。
なぜなら…
審査NGの原因が改善されなければ、
窓口を変えても審査は通りません。
ただし例外はあります。
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■ 不動産会社を変えると審査が通ることがあるケース
それは…
A社 → Casa
B社 → 全保連
C社 → セーフティー
というように、扱う保証会社が異なる場合は通る可能性が普通にあります。
まとめ:賃貸保証会社の再審査は“戦略次第”で通ります
賃貸保証会社の審査に落ちてしまっても、再審査で通るケースは十分あります。
ただし、大切なのは「初回NGの原因」を把握し、それを取り除くことです。
- 同じ保証会社の再審査は 99% 通らない
- 連帯保証人を付けると通過率が激増
- 追加書類を求められたらチャンス
- 不動産会社を変えても結果は同じ
- 保証会社を変えると通る可能性はある
- 過去の滞納がある場合は非常に厳しい
- 審査が不安なら保証会社不要物件へ切り替えも有効
保証会社の審査は厳しいように見えて、
“正しい戦略”を取れば通る可能性は一気に上がります。
審査が不安な方は、保証会社不要の「ビレッジハウス」なども一度チェックしておくと、無理のない選択肢が広がります。
この記事が「次の審査を必ず通したい」と願う方の助けになることを心から願っています。
