
- 賃貸保証会社大手のCasaが個人信用情報を取り入れて、今後の審査が心配。
- 審査が厳しくなりそうで不安
このような悩みを解決いたします。

今月20日から家賃保証会社Casaが全ての審査で個人信用情報機関JICCで照会するので金融事故を起こした入居希望者には今までより厳しくなる。独立系では日本セーフティがまだJICCに照会かけてないので、Casa落ちたら日本セーフティとかいう流れになりそう。 pic.twitter.com/9IHN3BsHOy
— 正常位石井 (@ishii_back) February 8, 2024
賃貸保証会社のCasasは、保証業界の中でも上場を果たされている立派な大手保証会社さんです。少し前に代表取締役社長 宮地 正剛さんが恫喝問題で一時話題になりましたが代表の交代もなく現在も堅調に業績を推移されています。
そんなCasaが今後の2024年2月より、審査で個人信用情報を利用していくとの事です。個人信用情報には
- クレジットカード支払い履歴
- 消費者金融借入状況
- 任意整理
- 自己破産
- 銀行の融資関係
これらが反映されていますので、審査が厳しくなる懸念があります。今回はCasaの今後の審査について最新情報を踏まえてご案内していきます。
Contents
Casaの審査は今後どうなるか?
皆さんの懸念として、「Casasが信販系保証会社のように審査が厳しくなるのでは?」だと思います。
しかし、私の見解では「厳しくなるのは若干である!」と言うのが考えです。理由としては、いまさら信販系並みに審査を厳しくすると、代理店になっている不動産会社離れが加速してしまうからです。
ですので、若干の審査基準があがる位の身構えで大丈夫かと思います。
Casasが審査で見る個人信用情報は?
- 全国銀行個人信用情報センター
- 株式会社シー・アイ・シー
上記は「信販系」の保証会社が既に審査で見ている機関になります。
信販系
- オリコ
- ジャックス
- セディナ
- エポス
- アプラス
- ライフ
Casasはこの仲間内には入らない、入れないと思います。あくまでも「独立系」保証会社には変わりません。
自己破産や任意整理している方の審査
個人信用情報機関からは、申込者が自己破産しているか?任意整理しているか?などが機関の情報データよりわかります。
恐らく、この辺はCasaさんも審査に落としてくるかも知れません。やはり、お金にルーズと見られてしまうのは否めなく、新たな審査基準ができあがるのではないか?と思慮します。
そう言った意味では、今まで申込者が自己破産してようが任意整理していようがわからない独立系保証会社のCasaさんになるので、大きな変化をしてくる可能性は十分にあります。
業界でも大手保証会社のCasa!
現在、賃貸保証会社を名乗っている企業は全国で200社以上あると言われています。しかし、実際に稼働している賃貸保証会社は実際の数としてはだいぶ絞られてくるでしょう!
そして、さらには大手保証会社及び全国規模で展開している賃貸保証会社に絞っていくと、その数はほんの数社になります。
代表的な保証会社を羅列していくと
- 日本セーフティー
- 全保連
- JID
- ジェイリース
- オリコフォレントインシュア
- フォーシーズ
- エルズサポート
- カプコ
- あんしん保証
- ほっと保証
- ナップ
- 近畿保証
が挙げられます。
そして、上記の保証会社に今回のテーマである家賃保証会社『Casa』が加わる事になります。
賃貸保証会社の『Casa』は、大手保証会社の部類に入り、現在でも多く利用されている保証会社の一つです!
東京本社を皮切りに、大阪や名古屋などの主要都市に合計9拠点で展開しています。
独立系保証会社「Casa」の審査は比較的に緩めの傾向あり!
賃貸保証会社を利用する入居者にとって、恐らく一番に気になるのがその保証会社の審査基準!!だと思います。
賃貸保証会社の中にはこの審査基準が厳しい所もあれば、逆に緩い保証会社もある!と様々です。
その中でCasaは比較的審査が緩く、幅広く保証をしている特徴があります。
特に
・外国籍の方
・生活保護の方
・高齢者の方
上記属性の方も、もちろん連帯保証人なしで審査が通ります。そして、バイトやパート、母子家庭、個人事業主の方も連帯保証人なしで比較的、審査に通してくれる間口を持ち合わせています。
*緊急連絡先は必ず必要です!
特に最近では外国籍の方に対する入居促進を家賃債務保証とセットで促進できるようにCasaも多言語に対応できる『多言語コールセンター』を開設しています。
このように、幅広いニーズに対応できるよう、保証業界の中では積極性があります。
Casaで一度でも家賃滞納すると審査に通らない
又、他社保証会社で審査に通らなかった方でもCasaで審査が通った!なんて話しは多く聞きます。
家賃保証加入を勧められた保証会社がCasaであれば、審査面はある程度心配しなくても良さそうですね。
但し、以前に casaへ保証加入していて、『家賃滞納してしまった!』
なんて方が、再度 casaの審査を受けても必ず審査には通りませんので、気をつけましょう!
Casaが加入している保証協会『CGO』
賃貸保証会社の業界には、保証会社同士が連携を取りやすい『協会』が二つ存在しています。一つは「LICC」そしてもう一つは「CGO」なります。
この協会?簡単に何を目的に設立されているかと言うと一昔前に『賃貸保証会社=追い出し屋』なんて、メディアや雑誌で叩かれた時代がありました。
確かに10年前の賃貸保証会社の入居者に対する家賃督促は醜いものがありました、、、。このような背景で賃貸保証会社のイメージが社会的にも一段と悪くなって言った訳です。
しかし!このイメージの悪さを払しょくしようとして各社、保証会社は協会を作って自分の会社の健全性をアピールしているのです。
例えば、強引な取り立てや、早朝深夜の督促訪問は控えるとか、、、。そして、今回のテーマでもある『 Casa』は『LGO』の協会に属しています。
他にも
- 日本セーフティー
- フォーシーズ
- ALEMO
- ハウスリーブ
が名を連ねてます。
ここで挙げた各保証会社は比較的審査がゆるく、通りやすい傾向が強くあります。その為、 Casa然りですが審査が緩い保証会社同士が集まった協会とも言えるでしょう!
賃貸保証会社の審査に落ちた方が Casaもしくは上記の保証会社審査を受ければ、十分に審査が通る可能性があります!!
Casaへ保証料負担する費用は?
賃貸保証会社へ加入する場合は、どの保証会社でも『保証委託料』と言うものがかかってきます。
保証会社はこの保証委託料を入居者からもらって、保証をしていくわけですがcasaへ加入する際にはどれ位の費用がかかるのでしょうか?
これは、平均並と言われている月額賃料の50%となっています。
ちなみに月額賃料とは
- 家賃
- 共益費
- 駐車場
- 水道代
- CATV(ケーブルテレビ)
- 町費
- その他サポート商品
これらを合算した金額が月額賃料です。
ですので、例えば月額賃料が60,000円として
Casa加入時には初回に30,000円を支払わないといけません。
年間の更新料はいくらになるか?
全ての賃貸保証会社プランに共通しているのが1年毎に発生する更新料!これも、加入した入居者が借りたお部屋に住んでいる限り払い続けなければなりません。
では?
Casaの場合はいくら払う事になるのか?
これは、他社と変わらない1万円になっています。ですからCasaへ保証加入した方は1年事の契約更新を迎えるたびに1万円を Casaへ支払わないといけません!(※自動更新)

会社は上場をしていて安心感はある!
審査がゆるい保証会社の特徴として、『いざ!家賃滞納してしまうと家賃督促が厳しい!!』
なんて言う特徴があります。
賃貸保証会社によって、家賃督促の対応方法も異なりますので注意です。Casaに限って言えば、コンプライアンスの面はしっかりしているので、家賃督促も強引なやり方にはならないでしょう!
企業として、上場もしていますからね。特に上場しているCasaであれば、社内でのコンプライアンスに対する姿勢は各社員に徹底されています。
良からぬ噂がたってしまい、会社の評判を落とすようであれば大問題になるでしょう!
ほどほどな家賃督促って感じですかね。でも、家賃滞納は絶対に駄目ですよ!!
Casaへ保証加入した人への特典がある!
現在の賃貸保証会社の取り扱いについては、まだまだ入居者側が損をしている現状があります。
もちろん、すべてがそうとは言い難い所はありますが、、、。
保証会社の利用で最大限メリットがあるのは家主である賃貸人です。しかし、賃貸保証会社へ加入する際に保証会社へ支払わないといけない費用!
初回保証委託料の支払いは、入居者側がほとんどです。ですから、あまり入居者にとっても保証加入したものの、そのメリット性はあまり感じられる事はないでしょう。
強いて言うなら、保証会社へ加入した事によって自分のお気に入りの賃貸物件に住める事ぐらいでしょうか?
このような現状ではありますが、実はCasaは保証会社の中でも数少ない、保証加入者へ特典をつけている保証会社でもあります。
Casaの保証加入した方のみ受けられる特典で、
- 旅行
- グルメ
- 映画館
- ショッピングetc
などなどが割引になる特典になっています。
>>入居者カフェ
保証加入者に対して何もサービスがない保証会社よりは、良心的なのではないでしょか?
そして、さらには同サービスも日々拡充されているので今後の特典にも期待がもてそうです。
まとめ
上場もされている大手保証会社の『 Casa』
今後も、順調にその契約件数を伸ばしていくことが予想されます。そう言った意味から今後、賃貸物件を借りられる方にとって Casaへの加入を勧められる可能性は高くなるでしょう!
今後の審査面については、引き続き注視して参りたいと思います。審査面には気をつけて頂き、スムーズな保証加入を実現させて下さい!