広告 家賃滞納

家賃保証会社の滞納は何ヶ月まで許される?業界15年の私が解説!

家賃保証コンサルタント

当ブログでは、15年以上の家賃保証業界での経験を持つ専門家が、常にユーザーファーストの視点で情報を提供しています。これまでに1000社以上の不動産会社、管理会社、大家さんと連携し、業界の最新動向を把握することに自信を持っています。また、知識のスキルマーケット「ココナラ」では、家賃保証会社を利用する既存および将来の利用者向けの相談解決サービスを提供しています。【スマイル家族】で検索してぜひご利用ください。

スポンサーリンク

悩んでいる人

『家賃滞納1ヶ月分を立替られただけで強制退去しないといけないのか?』

『家賃保証会社に家賃を立替られて期日までに家賃を支払えなかったら即効に強制退去?』

 

このような悩みを解決します。

 

家賃保証コンサルタント
何故なら私自身、家賃保証会社に15年以上在籍しており、家賃の立替については日々直面しているからです。

 

実際に家賃保証会社に家賃を立替られてしまうと、契約者さんの不安は大きいと思いますし、その後の流れが不明なので余計に心配になるでしょう。

 

この記事を読み進めて頂くと、家賃保証会社に家賃を立替られた後の具体的な流れ、そして立替られた立場の方が取らなければならない正しい対処方法3つを解説していきます。

 

記事を読み終えた後には、万が一、家賃保証会社に家賃を立替られても、慌てることなく望む事ができるでしょう!

 

家賃保証会社が許す滞納期間

 

よくある質問で、『家賃滞納は何ヶ月までなら大丈夫?』と言う事があります。基本的には1ヶ月でも家賃滞納はダメです。(笑

 

しかし、家賃滞納してしまっても『何ヶ月間?お部屋に住める?』と問われれば家賃滞納を開始してから約6ヶ月間はお部屋に住み続ける事が可能ですと私は答えます。

 

なぜなら、たった1ヶ月の家賃滞納で、家賃保証会社も追い出しなんて出来ないからです。これは、法的にも無理です。

 

家賃保証コンサルタント
だからと言って家賃滞納を推奨する訳ではないので誤解しないようにお願いします。

 

家賃保証会社の代位弁済と言う意味

 

この代位弁済と言う言葉は、主に契約者さんの家賃滞納が発生した時に家賃保証会社側で使われます。入居者が賃貸物件に住んでいて、家賃を払わないので家賃を立替た!と言う意味です。

 

家賃保証会社がこの『代位弁済』してくれるから賃貸人(物件オーナー)や不動産会社が家賃保証会社を利用します。

 

それでは、この何ともわかりづらい言葉である『代位弁済』についてもっと詳しく説明していきしょう!

 

いわゆる家賃保証会社の家賃立替の事を指している!

 

なにも、家賃保証業界だけで使われる言葉でもないのですが、簡単に説明すると『本人に代わって私が肩代わりしますよ!』って感じですかね。

 

もっと家賃保証会社よりの言葉でいくと『契約者が家賃を滞納したら当社が家賃滞納分の家賃を立替ますよ!』となります。当然、滞納分家賃を保証会社が立替てくれるので物件オーナーは賃貸保証会社を利用したいですよね!

 

ですから今、賃貸市場でお部屋を借りる際の家賃保証会社への加入必須が増えているのが実情です。

 

家賃保証会社が代位弁済した後はしっかり請求される

 

一見、家賃滞納を起こした入居者も、『保証会社が自分の払えなかった家賃を立替てくれて助かるわ〜!お金も払ってるし!』なんて発想もできなくはないのですが、それは大きな間違いです。

 

ここで言う家賃保証会社の代位弁済は、『家賃をあなたの代わりに立替たんだからウチに払ってね』このような意味になるので、家賃を滞納してしまった入居者が家賃滞納問題から逃れる事ができると言う事では決してないのです。

 

決してお間違いないように!

 

代位弁済されると余計な手数料も覚悟しないといけない!

 

しかも、賃貸保証会社に家賃を立替てもらうと『手数料もしくは、『損害金』なんて項目で、家賃プラスαの料金が発生してきます。

 

金額は各保証会社にてまちまちですが、何千円〜はたまた何万円〜なんて事もあるので要注意です。(督促料?)

 

ただ、あまりにも常識外れな手数料関係の徴収は入居者が訴えれば保証会社も負けてしまいますので、今ではどこも自粛しているのが現状です。

昔はひどく、まさに消費者金融なみの手数料を、家賃滞納者から摂取するのが当たり前!しかも今でも数多くの家賃保証会社が該当しますが、さすがに0円と言う所はありません。

 

 

余計な手数料を支払いたくないなら家賃滞納をしない事!

 

家賃滞納者の方からしてみれば、出来ればこの余分な手数料を払わない事に越した事はありません!ですから、家賃保証会社へ加入していての家賃滞納は出来ればしない方が無難です。

 

そして家賃保証会社に代位弁済されると、その後は保証会社から家賃滞納者へ連絡が入ってきます。家賃保証会社は家賃を物件オーナーに立て替える事により『求償権』を発生させて、督促行為にやっと移れるのです。

 

家賃保証会社から家賃を立替られるまでの流れ

 

家賃滞納された方に対する家賃保証会社からの代位弁済の流れをざっくり言うと

  • 毎月、賃貸物件オーナーが家賃の入金チェックをする
  • 入金がない事を確認
  • 家賃保証会社指定の書面(代位弁済請求書)にて賃貸物件オーナーが家賃立替を保証会社へ依頼(FAX)
  • 受付た保証会社が物件オーナー口座へ振り込み
  • 家賃立替(代位弁済)を実施した後、保証会社より督促開始(電話、訪問)

 

こんなところですね!

 

家賃立替が発生した際の入居者の対処方法!!

 

物件の家賃管理は、物件オーナーがやっていたり、管理会社がやっていたりとまちまちです。家賃の支払いを遅れてしまい、家賃保証会社より家賃を立替られてしまった方は、もちろん保証会社へ遅れた分の家賃を振り込まなければなりません!

 

間違ってもしてはいけない行動として・・・賃貸保証会社からの督促を無視して、家賃保証会社へ払わず、『直接オーナーや家賃管理をしている管理会社に滞納家賃を送金してしまう事です。』中には?家賃が送れたものの、『直接オーナーへ振り込んでおけばいいだろう!』と考える方もいると思うのですが、これ?後々めんどくさいのでやめましょう。

 

家賃保証会社に立て替えらた家賃は保証会社に支払わないといけない

 

家賃保証会社の賃貸借保証契約書(家主と家賃保証会社との契約)には、ほとんどのケースでうちが立替(代位弁済)した家賃がオーナー口座へ入居者から入金されたらウチに返してね!

 

と、なっているので結局のところは、オーナー又は家賃管理をしている物件の管理会社は家賃の2重入金となるのでオーナーや管理会社が賃貸保証会社に多くもらってしまっているその月の家賃を返金すればここでは解決にはなります。

 

もっとわかりやすく説明すると

 

2月分の家賃を保証会社が家主へ立替た!その後、保証会社は家賃滞納している契約者へ『2月分の家賃はウチへ払いなさい!』と促した。

 

契約者はこの保証会社からの請求を無視して直接家主の口座へ振り込んだ!

 

家賃保証コンサルタント
これがNGって事です。

 

 

 

例えば先程の例を引き合いにすると、もう既にこのケースの場合は保証会社から家主へ2月分の家賃を立替られてます!ここではあくまでも立替てもらった保証会社へ契約者は支払わないといけない!って事です。

 

家賃保証会社へ支払わないといけない『手数料』

 

家賃以外の手数料!!いわゆる家賃保証会社が代弁した事による手数料関係は消えませんのでご注意を!!家賃支払いを遅れてしまったバツは受けないといけません。

 

それでは、この余分な手数料の支払いをなくしてしまう対策方法はないのか?

 

2つの対策で家賃滞納問題と向かい合う!

 

家賃保証会社に家賃を立替られた事による『手数料』、代弁手続き費用とも言われています。これを何とか支払わない方法を解説していきます。

 

家賃保証会社の督促請求には誠意を持って対応

 

1つ目は、家賃保証会社からの連絡に誠意を持って対応する事です。『電話の無視とかは、もっての他!』そして、家賃保証会社の督促担当者とのコミュニケーションを十分にとる(相談にのってもらう)が一番ベストです。

 

担当者と家賃支払いに関して今後の支払い状況を、よくよく相談をして解消するしかないでしょうね!

 

「間違っても、滞納分家賃を払わなくていい方法なんてないので、バカな考えは捨てましょう!」又、連帯保証人になっている人も同様なことが言えるので気をつけましょう!

 

お金だって借りたら返すのが当たり前ですからね。

 

「保証会社の担当者とコミュニケーションが取れるようになってくれば、オーナーとの間に入ってもらい、何かしらの協力はしてくれるかもしれません!」家賃保証会社の督促担当者を味方につけて損はなし!

 

ただ、個々の担当者さんによりますけどね、、、。

 

今月の家賃支払いがやばい!となったら大家さんへ相談!

 

二つ目は、『代位弁済される前に物件オーナーへ交渉する』です。そもそも、家賃保証会社へ家賃立替(代位弁済)を請求するのは物件のオーナーや管理会社です。

 

ですから、その請求がなければ家賃保証会社は動きません。家賃以外の余分な手数料を発生させない為にも、先にオーナーへ家賃支払いに関する相談をしちゃいましょう!

 

ほとんどのオーナーさんや管理会社が相談に乗ってくれるのではないでしょうか?

 

家賃が払えない懐事情具合にもよりますが、ここも誠意を持って保証会社へ代位弁済する前に『待ってもらえるか?どうか?』を腹を割ってお話しするべきです。

 

話し会いで解決策を導きだす。

 

意外に相談に乗ってくれる家主はまだまだたくさんいらっしゃいます!どちらかの一方的な主張はどの場面でも、中々話しが進まないケースが多いです。

 

場合によっては物件を管理している管理会社さんを挟んで交渉してみるのもあり!ですよ!

 

まとめ

 

家賃滞納については、お互い譲れる所、譲れない所はでてくると思いますが、まずはお互い話しあってみると、案外スムーズな解決策がポンっとでてくるかもしれませんよ!

 

家賃保証コンサルタント
又、家賃を払わなくても賃貸物件に住み続けるミラクル方法はないので気を付けましょう!!

 

 

関連記事

ab

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人

家賃保証コンサルタント

当ブログでは、15年以上の家賃保証業界での経験を持つ専門家が、常にユーザーファーストの視点で情報を提供しています。これまでに1000社以上の不動産会社、管理会社、大家さんと連携し、業界の最新動向を把握することに自信を持っています。また、知識のスキルマーケット「ココナラ」では、家賃保証会社を利用する既存および将来の利用者向けの相談解決サービスを提供しています。【スマイル家族】で検索してぜひご利用ください。

-家賃滞納