家賃滞納によるブラックリスト入りが不安ですか?この記事では、賃貸保証会社のブラックリストに載らないための具体的な方法を、15年以上の経験を持つ専門家が解説します。
賃貸保証会社のほとんどが、そもそもは消費者金融会社だったのは事実です。一時期、過払い金と言うのが社会でも問題になりました。
今でもたまに弁護士や司法書士がラジオやTVでCMを打っています。『過払い金!返金しましょう!』こんな感じですかね。
消費者金融会社も、過払い金問題が発生してからは徐々に家賃保証会社に変化していった!と言う経緯があります。
金銭面での事故を起こしてしまうと『ブラックリスト』に載ってしまうと、、、。
そして、このブラックリストに載ってしまうと自身の信用に傷が入り、色々と面倒な事になる!なんて事も言われます。
賃貸保証会社の世界にも実は?
『ブラックリスト』
と言う言葉は確実に存在します。
今回は、賃貸保証会社へ加入した方が『ブラックリスト』に登録されない方法を紐解いていきます。
Contents
そもそも?『ブラックリスト』って何?
だいたいの人は少なからず耳にした事があるであろう言葉!『ブラックリスト』これって?そもそも意味は何なんでしょう?
言葉の意味からして何だか良いイメージはないですよね。賃貸保証会社の中でこの『ブラックリスト』と言う言葉が意味するのはまさしく、家賃滞納に他なりません!
そして、家賃滞納をしてしまうと賃貸保証会社のブラックリストと言う名のリストに載ってしまう、、、。こんな事がイメージができちゃいます。
賃貸保証業界ではブラックリストは造語
しかし、しかし実際はブラックリストなんて名前は存在していません。確かに、保証加入者が家賃滞納事故を起こしてしまうと賃貸保証会社の保存データーに載ってしまい、それが残されてその方の今後の審査に影響していきます。
これを一般の方は聞きなれた言葉である『ブラックリスト』に載ってしまったと思い込み、ブラックリストと言う名前自体が実は一人歩きしているのが現状です。
賃貸保証会社のデーターに残されてしまう事故歴!
家賃滞納を一度でもしてしまうと、賃貸保証会社の事故リストに載ります。
そして、その方が再度該当保証会社の審査を受けようものなら確実に審査は落ちます!過去に家賃滞納している方の審査を通すのを、とことん嫌うのが保証会社です。
これらの観点から物申してしまうと家賃滞納をしなければ俗に言うブラックリストに載らないと言えます。実に簡単なシンプルな事なんです。
そして、今からは『ブラックリスト』と言う名前を借りて詳しく説明していきましょう!
家賃滞納して賃貸保証会社のブラックリストに載らない方法!
賃貸保証会社のブラックリストに載りたくはなかったが、家賃滞納をしてしまった!そんな方はどうしたら良いのでしょうか?
『次に賃貸のお部屋を借りる時に多大な影響が出てしまう!』
そんな悩みを持たれてしまう方もいるでしょう。
残念ながら家賃滞納をしてしまった方が、賃貸保証会社のブラックリストから削除する方法はありません。データー情報はデーターとして残ります。『言えば消してくれるかも?』こんな事を思っても無駄です。
賃貸保証会社な日々の審査を通じての膨大なデーターを審査に生かしています。
ブラックリストの登録を利用して自身の信用性を上げるべし!
どうしても家賃が払えず、滞納してしまった。この場合はどうでしょうか?やってしまった事は仕方ないのですが、、、。間違いなく賃貸保証会社のデーターに載ってしまいます。『事故歴あり!』っと。
この場合、データーに載ってしまうのは仕方ないとして、その後が肝心です。
家賃滞納しているが、その後の支払い状況は如何なものか?を賃貸保証会社は履歴で残していきます。この時!当然ながらスムーズに滞納家賃分を支払っている方と、そうではない方とでは賃貸保証会社の見方も変わってきます。
賃貸保証会社からの連絡も取らずにずるずると家賃滞納を繰り返しているようでは、自身の信用に傷を大きくつけていきます。
賃貸保証会社への対応如何でその後が変わる
逆に賃貸保証会社から家賃督促請求がきても、紳士に対応して滞納分家賃を速やかに解決する方はその対応内容も履歴としてしっかりと残ります。
家賃が遅れるのは駄目な事に変わりはありませんが、遅れた後の対応如何でその後の状況が大きく変わります。
ここを間違えなければ、新たな保証会社審査を受けても審査は通ります!
家賃滞納してしまった保証会社をそもそも利用しない事!
例えばAと言う賃貸保証会社に加入したとして、家賃滞納をしてしまったとしましょう!当然ながらAと言う保証会社にはその滞納歴は残ります。
消えません!!消してと頼んでも消してくれないでしょう。残念ながら、、、。
しかし、Bと言う別の賃貸保証会社ではどうでしょう?
A保証会社の保有している家賃滞納歴データはB保証会社ではわかりません。
だからB保証会社なら審査が通る!
消費者金融の世界では、会社が違えど情報共有がされており、どのお店でもお金が借りれなかったなんて話しは聞いた事がないでしょうか?
賃貸保証会社同士のデータ共有はある!
終いには闇金に手を出して、、、とか。しかし、しかし、賃貸保証会社の世界にはそれはありません。確かに、情報のデーターベースは既に始まっており、賃貸保証会社同士で家賃滞納情報を共有していたりもします。
しかし、強固たるものではまだまだありません。ですので、上記のような「A社で審査が落ちたが、B社で審査が通った!」なんて話しはゴロゴロあるのが現状です。
家賃滞納してしまった方が賃貸物件に住めないのではないか?なんて言う、不安もあるようですが賃貸保証会社業界はまだまだそんなレベルではない事を理解しておきましょう!
全保連、日本セーフティー、casaなどの保証会社でブラックリストでも審査に通す!
まず、結論を申し上げるとブラックリストでも審査に通ります。多重債務者、任意整理、自己破産などなどでも通ります。
但し、「独立系」の保証会社に限りますのでご注意ください。理由は至って簡単で独立系の保証会社は審査の中で「信用情報」なども見ないからです。(いざ!と言う時の督促に自信があるからでしょう。)
独立系の保証会社
- 日本セーフティー
- 全保連
- 日本賃貸保証会社(jid)
- casa
- ジェイリース
- エルズサポート
- フォーシーズ
上記の独立系保証会社がよく加入を勧められます。
ブラックリストの方は初めから独立系保証会社を指定されている賃貸物件を探せば審査の心配も大幅に軽減できます。
まとめ
賃貸保証会社業界の中での『ブラックリスト登録』と言う言葉は何だか名称だけが先走りしている感があります。
噂話しもちらほやあっての事だと思いますが、そもそもブラックリストと言う言葉自体が古いです(笑
しかし、ひと昔前の言葉として横行していましたからね。今はこのような言い方はしていないものの、賃貸保証会社への加入者が家賃滞納事故を起こせば必然的に事故歴として賃貸保証会社のデーターにしっかりと登録されますので、どちらにしても気をつけましょう!